目標のひとつ「ミニシアター支援」
vol. 3 2020-07-30 0
入江悠です、こんにちは。
映画『シュシュシュの娘』プロジェクトは、目標のひとつに、
<コロナ禍で苦境にある全国のミニシアターで本作を公開すること>
を掲げています。
自粛休業を乗り越え、再開を経てもまだ全国のミニシアターの苦境は続いています。座席制限で通常のフルキャパシティの半分以下がほとんど、それよりもっと少ない客席数で営業している映画館もあります。
私の地元の深谷シネマさんはじめ、苫小牧、札幌、名古屋、大阪、などのミニシアター支配人に聞いても、「まだ客足が戻らない」「特に地方のミニシアターの主なお客さんであるシニアの方々が戻ってきてくれない」との声をよく耳にします。
映画『シュシュシュの娘』の劇場公開目標は来年2021年。
それまでに映画制作と並行して、ミニシアターにふたたび活気を取り戻す試みもしていこうと考えています。
今日のニュースで、<映画館「密閉空間に相当しない」 換気実験、動画でPR>というのがありました。https://www.asahi.com/articles/ASN7Y75HCN7YOIPE02D.html
映画館での換気実験の結果、「1時間に3回空気が入れ替わる。映画館は3密の代表みたいに見なされてきたが、実際は密閉空間には相当しないことが分かった。感染リスクは限りなく回避される」ということがわかったといいます。
お客さんの劇場への心理的な壁はまだ根強くあるかと思いますが、このような科学的実験によって少しずつ不安がなくなり、客足が戻ってきてくれたら、と願っています。