愛と平和の祈り広島公演 8/6のご報告
vol. 2 2015-08-23 0
愛と平和の祈り広島公演 8月6日の公演ご報告です!
JMSアステールプラザ中ホールにて
この日は太鼓やダンス、歌や演劇をお届けしました。
最初の太鼓ダンスは非常に躍動感が伝わってくるものでした!
三味線の音色と太鼓に舞が組み合わさった素晴らしい舞台でした。
ちなみに、うちわには「風」と書いてあります。
このうちわをニューヨーク公演で外国人の方に配ったら喜ばれそうですね!
そして、劇団オリオンによる
母と子の絆、核兵器の悲惨さ、平和の祈りのメッセージを伝える
『再会-REUNITED ~ヒロシマの誓い~』
『再会 -REUNITED ~ヒロシマの誓い~』 あらすじ
しげるは広島に生まれ育った少年。
その頃、日本は外国と戦争をしていた。
姉の泰子は女学生だが、学徒動員として軍需工場で働いていた。
そんな姉弟をやさしく見守る母。
暮らしはけっして豊かではなかったが、母子三人の幸せな毎日だった。
ある暑い夏の朝、しげるは母と一緒に出かけた。
姉のところへお弁当を届けに行くためだ。
産業奨励館の前に来たとき、母は言った。
「ここで待っときんさいよ。絶対にここを動いちゃいけんよ。」
「うん、お母ちゃん、はよう戻ってきてよ!」
しげるは母の言いつけを守った。
どのくらい待っただろうか。
しかし、一向に母が迎えに来てくれる気配はなかった。
それでもしげるは待ち続けた。
それは、1945年8月6日の出来事だった...。
お母さんを待ち続けるしげる
もう二度と核兵器を使ってはいけないという
メッセージが劇中に出てきます。
親子の再会のシーンは涙なしでは見られません。
普通の家族が、普通に楽しく幸せに生きていける世界・・・
そのような争いのない世界を願って、
これからも愛と平和のメッセージを伝えていきたいです。
稲森アートプロジェクトグループの創設者である
稲森紀子が残した『愛と平和の祈り』のメッセージも読み上げられました。
この日はもう一つの演劇
『The Firefighters~消防士物語~』も上演しました。
『The Firefighters~消防士物語~』 あらすじ
2014年、アメリカのボストンに留学中の大学生茉莉亜(まりあ)は、日本から訪ねてきた叔母の梨恵(りえ)と共に、ワールド・ファイナンシャル・センターを訪れる。センターの近くに建つ教会へ向かった二人は、あるモニュメントの前で足を止める。そこには12年前にこの地でおきた大規模テロ事件で命を落とした多くの消防士たちの残した遺品が飾られていた...。
来月のニューヨーク公演では
英語で『The Firefighters~消防士物語~』を上演する予定です。
消防士たちの熱い思いと、家族の愛、平和への祈りをお伝えしてまいります!
最後は稲森アートプロジェクトグループ代表の大和光剣より
ご来場のみなさまにメッセージを送らせていただきました。
いよいよ来月はニューヨーク公演です!
引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いいたします!