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小浜で出会った若狭塗箸職人の生き様と想いを残し伝える書籍をクラウドファンディングで実現!
福井県福井市で、出版できる小さな本屋を始める第一歩として、小浜で出会った80歳の若狭塗箸職人の作品、生き様、想いを後世に残すための書籍『はしはうたう』を出版します。本を通じて、これからの表現者に勇気とエールを送ります!
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福井県福井市を拠点に、フリーの編集者をしながら、毎週水曜日だけオープンする福井駅前の本屋『ホシとドーナッツ』を運営しています。書店員の経験を活かして、本好きが集まる福井のコミュニティ『Have a Nice Book!』や、福井「まちライブラリー」化プロジェクトなど、「人生勝手に図書委員」をテーマにいろいろ実施中。双子のこどもは4月から小学生。本の次にロマネスク美術とドーナッツと豆大福をこよなく愛する美術な甘党です。
福井県福井市で、出版できる小さな本屋を始める第一歩として、小浜で出会った80歳の若狭塗箸職人の作品、生き様、想いを後世に残すための書籍『はしはうたう』を出版します。本を通じて、これからの表現者に勇気とエールを送ります!
この度、たくさんの方々のご支援のおかげで、第1目標の印刷代 60万円を達成することができました。ご支援はもちろん、シェアやコメントなどをくださったみなさまにも感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!
初めてのクラウドファンディングも、終了まであと10日となりました。
改めて、第2目標として、制作費を加えた 90万円を目指します!!
今回の本は、的場さんという若狭塗箸職人さんを核としたプロジェクトです。この本を表現するにあたり、写真撮影や企画に協力してくださった方々がいます。
何度も的場さんの工房に足を運び、汗を流し、本気で取り組んでくださっています。決してボランティアではお願いできません。制作費としてきちんとお支払いをし、そこで表現の循環としたいのです。
ぜひ、さらなるご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします!!
はじめまして、こんにちは。私は、編集の仕事をしながら福井駅前で水曜日だけオープンする書店 『ホシとドーナッツ』を営む、佐藤実紀代(さとうみきよ)と申します。
小さな頃から本が大好きで、読書はもちろん、本そのもの、そして、本と人とをつなぐ活動にも興味があり、2015年から読書会やPOP作成イベント、ブックコンシェルジュなどさまざまな取り組みを行ってきました。
しかし、福井の個人書店は消滅するばかりで、一向に個性的な本屋はなかなか現れず、当然ながらZINEやリトルプレスのような少数出版の作品が目に触れる機会は、福井ではほとんどありません。
そこで、福井のまちに潜在する表現者に勇気を与えられるような 「出版できる本屋」を始めるべく、第一歩目の本として、福井県小浜市の若狭塗箸職人さんの作品や表現、生き様を描いた『はしはうたう』を出版することを決意しました。
あやしい雰囲気ですが、本屋です。元居酒屋の内装をそのまま使っています。古本、新刊、CDも取り扱っています。
本の活動を始めた2015年に行なったPOP作成イベントです。福井の老舗書店で参加者の方がオススメ本にPOPを自分で作成して、実際に販売しました。小さなPOPに込められた十人十色の表現が売り場を彩りました。
なぜ、第一歩目として小浜の若狭塗箸職人さんを選んだのか?その経緯をお話しします。
昨年11月、小浜市で開催された「 ローカルラーニングツアー小浜」に、取材同行していた私は、初めてこの若狭塗箸職人の的場政義さんとの出会いを果たしました。
工房で1本1本丁寧に、そして手際よく筆で絵付けをする的場さん。簡単そうに見えて、実際には非常に難しい作業です。(写真 堀越一孝)
一目、的場さんのお箸を見たとき、 「こんなに小さく制限された枠の中で、表現の宇宙が広がっている!」と、文字通り私は雷に打たれ、あまりの衝撃にしばらく立ちすくんでしまいました。
これまでにもいろいろな箸を見てきましたが、これほどに 鮮やかで心踊る色彩、そして、伝統を踏まえながらも可能性を最大限に生かした表現力は驚くべきもので、1本1本、筆で絵付けをする制作風景は、まさしく画家のシャガールを彷彿とさせるほどでした。
その作品数は、500種類以上。新しいアイデアが浮かぶと、夜中でも工房にこもって試してみないと気が済まないという的場さん。これらの表現すべては、小浜市谷田部という豊かな自然に囲まれた小さなまちで育まれたものであることを知り、私は大きな感動と勇気を直球ストレートで受け取りました。
ツアーの帰り道、私はハンドルをにぎりながら 「的場さんの作品を本にしたい!」と思い立ち、すぐさま的場さんをご紹介してくださった、箸の企画・製造会社である「マツ勘」の松本さんにメッセージを送って思いの丈を述べ、ご協力の快諾を得て、この書籍化プロジェクトが始動しました。
写真中央が若狭塗箸職人の的場さんと奥様。的場さんの右には箸の企画・製造会社である「マツ勘」の松本さん。
つい先日取材した時に見せてくださった新作のサンプル。食卓が華やぐイメージが瞬時に見えてきます。常に新しいものを作り続ける貪欲さには、毎回驚かされてしまいます。(上記2枚の写真 堀越一孝)
箸の道60年という的場さんとお話していると、それまでの職人さんのイメージが覆されるほど、軽やかで明るく、寝ても覚めても箸のことを考えながらも、箸づくり以外の時間を同じぐらい真剣に歌うことに没頭し(ほかにもボーリングやダンスまで!)、趣味とは言い切れないぐらい突き詰める姿勢から、その人生を謳歌している様子が伺えます。 どの「遊び」も、すべて箸づくりに活かされ、還元されるという的場さんの真剣な生き方は、私たちにもたくさんのヒントをくださいます。
昨年の秋、的場さんの技術を受け継ぐ後継者が見つかりました。藤井さんは、経験者ではありませんし、職人としてのスタートは決して早いとは言い難い年齢です。しかし、大きな覚悟をもって箸の世界に飛び込んだ藤井さんの姿勢は、会う度に力強くキラキラと輝いているのが感じられます。
私は、この『はしはうたう』の出版を通じ、 これからの時代を担う職人さんのイメージを解放し、表現の世界の奥深さ、楽しさを伝えたいと考えています。
昨年秋から後継者として通い続けている藤井さん。全くの未経験ながらも覚悟を決め、漆のかぶれと戦いながらも真剣な表情で制作に向かいます。(写真 堀越一孝)
私は、小さな頃から本が大好きで、読書はもちろん、本そのものにも興味があり、高校生の頃から本を作るという仕事を意識し始めました。しかし、出版の仕事は福井という地方で関わることは難しく、本と同じぐらい地元福井が好きな私は、遠回りではありますが、地元(あるいは近県)の印刷会社、書店、デザイン事務所と転々としながら経験を積んできました。
フリーの編集者となって6年が経った昨年、水曜日だけ開く小さな書店『ホシとドーナッツ』を始めたところ、ぽつぽつと個性的なお客様が訪れてくださいました。そんな中、 「本屋さんを始めたい」「小説を書きたい」「家族の作品を本にしたい」とお話くださる方が少なくなく、素晴らしい表現者の卵が、福井のまちにも潜在しているということに驚きを覚えました。
「福井の田舎だからという理由で、表現の可能性を諦めてほしくない。」
本を読むだけだったお客さんが表現者に転じ、それを外に発表し、また新しい読み手が受け取って勇気付けられ、新たな表現を生み出していく。そういった循環を、この福井でも見てみたいと思い、 「出版ができる本屋」を始めることにしたのです。
高校生の頃から少しずつ集めてきた本づくりや本に関する本の一部です。都市圏にいないと携われないと思っていましたが、地方でも実現できる形はあるのではないかと模索しています。
今回、このように出版を急ぐには、理由があります。それは、的場さんがご病気であるということです。昨年初めてお会いした時には、すでに余命のことが医師から伝えられていました。
『はしはうたう』というタイトルは、的場さんの人生そのものを表します。箸づくりも、歌うことも、大好きな的場さんにとって、それができなくなるぐらいなら生きているとは言えない。ギリギリまで箸に向き合い、歌い続ける、本を通じて、その熱い魂に触れていただけたらと願っています。
正直に言って、小浜のご自宅へ取材に行く度、逆に的場さんから私たちは元気と勇気をもらっています。だからこそ、必ず、的場さんに完成した本を手にとって、見て欲しいのです。
ぜひ、みなさんのご支援とご協力をお待ちしております。
本屋『ホシとドーナッツ』のスタッフと。的場さんのパワーと笑顔にみんな元気をもらうことができました。
今回出版する本は、あくまでも第一歩です。今後も、福井の地元にある素晴らしい表現を見出し、それを本という形にまとめ、多くの方に手にとってもらえるような活動を続けていきたいと考えています。
このスタートを元手に、少しずつ次の本の形が見えてくれば、福井に潜む個性あふれる作品を世に出すことができると信じています。
ご支援いただいた資金は、以下のようなことに使わせていただきます。
(第一目標)60万円
印刷代 約60万円… 福井という小さな地方のまちから、読者へ思いがきちんと届けられるように、デザインや装丁のしっかりした書籍を作ります。印刷会社は東京の図書印刷さんにご協力をいただきます。(*残念ながら、福井には印刷から特殊用紙の手配、そして製本まで一括で取り扱うことができる印刷屋さんが少ないのが現状です・・・)
(第二目標)90万円
取材費、制作費、交通費 約20万円... 何度も現地へ通い、打ち合わせや撮影の協力をいただいた方に、これも大事な表現の循環がめぐるように、できるだけ早くきちんと制作費をお支払いしたいです。
リターンおよび書籍の発送費 約10万円... 書籍を楽しむためのツールの作成と、福井県内外の多くの方々が手に取ってもらえるように、速やかに発送できるような体制を整えたいです。
今後のスケジュール
2月いっぱいで編集作業を終え、3月初旬に印刷会社へ入稿。
↓ 印刷会社にて印刷・製本を依頼
4月下旬に製本完了
↓ 書籍販売準備
5月中旬に販売開始
= 感謝の手紙 佐藤より手書きの感謝状をお送りします!
= 完成した『はしはうたう』 初めての装丁にチャレンジした第一歩を飾るにふさわしい本です!
= オリジナルブックマーク『はしおり』 今回の出版のために作った箸の形をした「しおり」です。
= 「この本ができるまで」通信 本にはまとめきれなかった取材の裏話が楽しめるリーフレットです。
= 的場さんのお箸 佐藤本人が衝撃を受けてしまった的場さんのお箸、ぜひ本物を感じてください!
= 小浜の「食」の名産品 箸と言えば「食」。古来より朝廷の台所として食文化が発展した小浜から、よりすぐりの名産品をお送りします!✳︎現在セレクト中です✳︎決まり次第、アップデートにてご案内させていただきます。
= お箸が生まれる現場に立ち会える権利 的場さんのお箸を取り扱う箸会社の「マツ勘」さんによる現場案内!(交通費、食費等は自己負担でお願いします)
万が一、目標が達成できなかった場合には、自己資金にて出版いたしますが、個人的に資金集めを実施するため出版の時期が遅くなることが予想されます。しかしながら、的場さんの体調を考慮し、できる限り早く完成へ向けて進みたいと考えています。
的場さんに、そして、たくさんの方にこの本を手にとってもらわねば、意味がありません!地方の小さなまちにおいても、表現の循環を生むべく、ご協力を何卒よろしくお願いいたします!!
写真担当:堀越一孝さん
「ローカルラーニングツアー」を企画し、小浜のまちで活躍する方々をたくさんつなげてくれた堀越くん。2年前から共に小浜に通い続ける戦友です。
フォトグラファー、プランナー。1982年神奈川県生まれ。2011年より滋賀県の米生産者の撮影取材を通し、「地域と写真」をテーマとした写真活動を開始。2014年長崎県東彼杵町にて地域おこし協力隊に着任。『写真によるまちづくりプロジェクト』を企画・運営し、写真をキーワードとした活動を実施。2015年から2年間、無人駅(千綿駅)を活用したUMIHICOというカフェ兼デザイン事務所を運営。2016年一般社団法人ローカルフォトラボラトリーに参画し、地方地域を“写真で元気にする”活動『ローカルフォト』という新しい写真の手法を日本各地で実践。2017年より株式会社Open Aに所属し、メディアの企画・運営・編集や、『LOCAL LEARNING TOUR』などメディアの力を活かした、まちの観光・発信の企画を実施。
企画協力:松本啓典さん
同じく「ローカルラーニングツアー」で出会った次世代の箸文化を支える若手後継人。陸上選手として800m走では全国区にその名を轟かせてきたタフな精神で、小浜の箸産業を盛り上げてくださっています。
箸プロデューサー、箸クリエイター。1986年福井県小浜市生まれ。 大学卒業後、2年間の陸上実業団選手生活を経て2011年に家業である株式会社マツ勘に入社。 入社後半年間は製造現場で箸製造の基礎を学び、後に商品企画を担当。 2013年にはデザインオフィスnendo佐藤オオキ氏とのプロジェクト『by/n』に参画し、箸商品開発の責任者となる。その取り組みがNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて特集される。2016年に自社に陸上競技部を立ち上げ、自身の経験を活かしたアスリートのセカンドキャリア支援を実施。競技と仕事の両立はもちろんのこと、引退後のセカンドキャリアを独自の視点でプランニングし実践。 2017年より箸の製造副産物を利用したバイオマス事業に着手。サスティナブルをコンセプトとし環境、地域、産業の持続可能なサイクルを地域産業の新たな価値創造としてビジネスモデル化。 2018年より箸職人の事業継承支援を実施。地場産業の抱える後継者問題をマツ勘独自の切り口で解決へと導く。
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