ご支援ありがとうございます!!〜小浜ってどんなまち?
vol. 1 2019-02-16 0
昨日15日にスタートした今回のクラウドファンディングですが、予想以上のご支援をいただき、早くも28%に達しました。みなさまの暖かい想いを受け取り、本当に嬉しく思います。ありがとうございます!!!
この本の舞台となる「福井県小浜市」とはどこにあり、どんなまちなのか?をご紹介したいと思います。
日本海側のちょうど真ん中ほどの場所にある北陸地方の福井県。その南部「嶺南地方」のまた真ん中に位置するのが、小浜市です。「海のない奈良」と呼ばれるほど歴史的遺産が多く、かつては京の都に海産物などを献上する朝廷の台所としての機能を果たしました。戦国時代で有名な浅井三姉妹の次女・お初が生涯を過ごしたのも、この小浜です。
私が初めて小浜のまち歩きをした時に撮影した写真です。お初が時を過ごした常高院の境内から小浜湾が見えるおだやかな風景にときめいてしまいました。
福井市生まれ、福井市在住の私ですが、恥ずかしながら小浜市にはほとんど足を運んだことがありませんでした。福井市から小浜市に行くには、舞鶴若狭自動車道を使って、片道1時間ちょっと。海がきれいで魚が美味しいまちという漠然としたイメージしか持っていなかったのも事実です。
しかし、この本の写真を担当してくださる堀越くんが、おばま観光局さんと企画した「ローカルラーニングツアー小浜」をきっかけに、ほとんど一目惚れのようにして小浜に通うことになり、3年目を迎える今は1ヶ月に1度は訪れる場所になっています。
人魚伝説の残る小浜湾の「マーメイドテラス」がかわいいんです。
また、小浜市は日本の箸の生産の80%を占めており、特に「西津」という地区に箸の会社や工場が集まっています。(2007年に放送されたNHKの朝ドラ『ちりとてちん』をご存知の方なら思い出してもらえるかもしれないですね)
ローカルラーニングツアー小浜で食べた「鯖のなれずし」。美味しすぎて写真を見ただけでまた食べたくなります。
さらに、ふぐ、かきなどの豊富な海産物や鯖の発酵食などなど、食文化の発展した小浜では、とにかくごはんが美味しい!!食いしん坊な人の胃袋をわしづかみにすること、間違いなしです。特に、「お魚センター」という市場では、新鮮な魚介類や「醤油干し」などが安く手に入り、隣接の七輪焼きコーナーで焼いて食べられるのです(よだれが・・・)。
そして、私が一番虜になっているのは、「小浜人」だと思っています。同じ福井にありながらも言葉も違う関西の文化圏である小浜の人としゃべるのが楽しいのです。私が個人的に関西のお笑いが好きだからかもしれないのですが(笑)(土曜日の午後は吉本新喜劇を見るのが日課と聞いて親近感を覚えました)
小さなまちの中に、歴史があり、食があり、そして、豊かな人がいるとなれば、通わずにはいられない。福井県に、小浜が良かったと誇りに思えるまちです。きっとみなさんも一度訪れてもらえれば、その魅力を感じてもらえるのではないかと思います。
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