お礼とご報告~今後の活動について~
vol. 9 2022-04-12 0
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
皆さまのご支援のお陰で、目標の200%を達成する事が出来ました。こんなにたくさんのご支援を頂けて、改めて身の引き締まる思いです!
そこで本日は事務所を移転してからの活動について、いま考えている事を少しお話しさせて頂きます。
資金が集まって事務所の設備が十分に賄えたら、1988年からのギャラリーギャラリーでの展覧会のアーカイブ編纂に向けての機材を充実していこうと思っています。
何せ34年間の展覧会の資料の収集、作家の情報など膨大な数がありますし、それをまとめていく機材と力が必要になってくるでしょう。
先日はスライドをスキャンできるプリンターを支援者のお一人から寄贈していただきました!
スライドは、今の時代ではもう死語のようですが・・・1988年からしばらくの間、展覧会の撮影後の写真の多くはスライドで保管しています。今回はそれをスキャンしてデータ化する必要が出てくると思われます。膨大な資料をまとめるためにはプロの力も必要になってくるでしょう。
今回のクラウドファンディングで集まった資金は、そのためにも使いたいと思っています。
また、アーカイブを編纂するにあたって、やはり資料を1か所にまとめて置いた方が作業効率も良く、今後、事務所に来られた方にデータを提供する際にも使いやすいのでは?と考えています。具体的には・・・以前、下記のノルウェー、オスロにあるギャラリーに視察に行き、”染織情報α”誌に海外訪問記として寄稿したような内容が理想的かなと考えています。
染織情報α 2019年10月号より抜粋
その後、このオフィスが入っている建物に隣接しているギャラリーSOFTを訪ね、ギャラリーのディレクターから個展中の作家についての説明をしていただきました。このギャラリーは、テキスタイル専門画廊で、会員であるテキスタイル作家と公的な支援によって運営されているそうで、主に、ノルウェーの作家を中心に展示がされているそうですが、時々海外からの招待作家の展覧会も開催するということでした。いつかは、ここで日本のテキスタイル作家の展示をコーディネートできたらと思っています、奥のオフィスの壁には、天井から床までの棚があり、そこには、会員の作家のファイルが保存されており、作家をリサーチしたキューレーターたちに、必要に応じて見せることができるそうです。この運営にも興味がわきました。
ノルウェー、オスロのギャラリーのHPは
https://www.softgalleri.no/english/
当初、移転の事だけを考えて、このプロジェクトを始めたんですが、皆さまからのたくさんのご支援により、思っていた以上の理想と希望を叶えることが出来そうです。本当に感謝しています。
*閉廊まで、ギャラリーでの展覧会は継続して開催しています。
↓現在開催中の展覧会↓
「道正 千晶 個展~記憶のかけら~」 4/17まで 開催中です。
お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄り下さい。
ギャラリーでお会いしましょう。
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