「自由の辞書」とは人間を信じる希望なのだろうと、僕はいつも感じます。
vol. 26 2026-04-21 0
桑原さんとの初めての出会いは20年以上前の学生の頃でした。
新宿ロフトプラスワンで桑原さんと茂木健一郎先生の鼎談後の打ち上げの席でご紹介いただきました。その時のことを10年以上も経ってから、桑原さんがタワーレコードのコラムに書いてくださっていました。そんなことを覚えていてくださっていることがとても嬉しかったのですが、若気の至りに満ちていて恥ずかしくもなりました。
「スネークマンショー」やYMOのお話を振られてもとサラッとかわされてらっしゃいる感じがあって、桑原さんは伝説とか言われることもあまり好まれないんだろうとも察します。が、たまに会話の中でこれもまたサラっとテリー(・ジョーンズ)がねとか、デヴィッド(・バーン)と海行った時にねとかおっしゃられ、え??っと雲の上の出来事の景色が目の前に広がるときがあります。
最近はAIのことをよくお話しされます。使い倒していらっしゃって新たな道具の出現に人間の地平をいまも探っていらっしゃるように感じます。「AIを使ってよくわかったけどもあいつらは平気で嘘つくんだよね、ちょっと気緩めるとすぐ嘘つくんだよ。たまにアイツらもシバいてやらないとダメだね。」とAIとの付き合いの不都合をコメディのようにお話しされます。
桑原さんは美術の界隈で相手にされることのない自分にずっと居場所を与えてくださいました。活躍する大先輩や同級生の上出惠悟くんなどの布陣の中に私のことも仲間に入れてくださいますが、桑原さんに長年目を掛けて頂きながら此処まで陽の目を浴びない人間もいないだろうと申し訳なくなります。それでも桑原さんは自分を紹介し続けてくださるのは何故でしょうか。
『freeddomdicitonary』=「自由の辞書」とは人間を信じる希望なのだろうと、僕はいつも感じます。有名無名と関係なく、いつもみんなに開かれています。昨今の世相の影響で存続をかけてのクラウドファウンドディングが始まっていますが、自由の箱舟『freeddomdicitonary』で一緒に世界が豊かに感じられる心の航海をしませんか?
皆様のご乗船どうかよろしくお願い致します!!!
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初代選曲家の桑原茂一さんが送る創刊38年の雑誌『Freedomdictionary』。このたびのクラウドファンディングの目標金額は350万円。印刷費と送料費用の寄付を募っています。リターンは所縁のアーティストの作品と桑原さんのコレクションなど色々とあります。
私は100号のキャンバス作品1点とデジタルペイントを寄進させていただきました。デジタルペイントはNo.0~No.10の10作品で各10枚分あります。作品データ(148mm×100mm/350dpiのTIFF)とハガキサイズのサイン入りのプリントをリターンさせて頂きます。
サイト上で、どの作品がどの寄付金額ボタンなのかが判りづらいとの声をいただいております。
No.1~No.10をレイアウトした画像と、作品番号が割り振られた画像が掲載されているのですが、作品ごとに寄付金額のボタンが割り当てられています。(添付画像をご参考ください)
ご協力賜れましたらばどうかよろしくお願いいたします。
植田 工
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