共同企画 小林純也
vol. 4 2020-06-21 0
共同企画 小林純也
脳卒中サバイバーがアクション映画出演!?
「そんなの出来るの?」
「危ないんじゃない?」
「怪我したらどうするんだ!」
そう、思われた方もいると思います。
凄く納得できるご意見だと思います。
脳卒中を経験すると、さまざまな後遺症が残り、日常生活に支障が出ることも多いから。
要介護(日常生活にお手伝いが必要となること)の原因第一の疾患だから。
当事者さんの安全に気を使うそのお気持ちは、とても大切だと思います。
でも、考えてみてください。
もし、その方が心底アクションに挑戦したいとしたら?
自身の可能性を広げてみたいと、心から、誰に言われるでもなく「やってみたい!」と思っていたら?
それを止める権利は、誰にあるのでしょうか。
私の知人に、脳卒中を患われた後にお医者さんになられた方がいます。
脳卒中を患われた後に、SUP(サーフィンみたいなもの)や、ウォーキングサッカーに挑戦した方がいます。
医師から回復限度と言われた後に、ボクシング競技復帰をし、障害を強みに変えるため、理学療法士になった者もいます。
…これは私です。笑
他にも、常識では不可能と思えることを、成し遂げている方々を、私はたくさん知っています。
そして、その方々は皆「挑戦と挫折の繰り返し」の結果、それを獲得しているのです。
もちろん、アクションですから、危険がないとは言いません。
しかし、日本有数のアクション指導者である総監督と、リハ職・当事者さんが多く在籍する脳フェスのコラボ。
挑戦するには、またとない機会だと思います。
可能性は無限大です。
その種は、用意させていただきます。
その種を土に植え、水をやり、花を咲かすかはアナタ次第。
明日からの景色が変わります。
あなたの挑戦を、お待ちしてます!
https://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/movie539.html
小林純也
旭神経内科リハビリテーション病院 認定理学療法士(脳卒中)
特定非営利活動法人「日本脳卒中者友の会」事務局
脳卒中患者だった理学療法士が伝えたい、本当のこと(三輪書店)