君が笑うなら、変でよかった。
サンダンスへ翔ける短編映画『Funny』

監督の佐久間です！

クラウドファンディングも残り一週間を切り、ドキドキの毎日を過ごしておりますが、撮影は12/6に無事クランクアップを迎える事が出来ました。

長かったようで、あっという間…と言いたいところですが、正直あっという間感は全然ないです。

このカットを撮影する時、この小道具はどういう風に持たせようとか、ここでエキストラが動くタイミングはどういう風に指示しようとか、撮影前になると、なんとなくイメージしていた画を具体的に落とし込むために、山のような細かい決め事が頭に積もっていきます。

その一つ一つが上手くいくか、常に不安を覚えながら、でも現場では自信満々に「これでいきましょう」と言い張る。みんなで夢を見るために、監督が一番のハッタリ野郎にならないといけない。それはそれは、頭がぐるぐると回ります。そんな日々を思い返すと、やっぱり全くあっという間ではありませんでした。今考えてもちゃんと長かったと思います。それだけ頭をフル回転させていたからこその充実感を、今は感じられます。

まだまだ編集作業など作品完成まではやる事がたくさんありますが、ひとまず撮影という山場を妥協せず終えられた事にホッとしております。

最終日は、ファーストシーンとラストシーンを同じ日に撮影しました。

映画の最初と最後で、どう主人公が変化したのかを対照的に描きたかったので、画角や演技含め、スタッフ・キャストの記憶がまだ新しいうちに両方撮るスケジュールに出来た事はとても良かったと思います。

ラストシーンは、なるべく映画を見てのお楽しみにしたいですが、今は良いものが撮れたとだけ言っておきます。

撮影まで二ヶ月以上もの間、キャストの方々とは事前に10回以上もお芝居の稽古をさせて頂き、入念に演出意図を共有させて頂きました。映像作品ではあまりない程の演技の事前確認にも真摯に付き合って頂き、キャストの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

その甲斐もあって、費やした時間に裏付けられた素晴らしいお芝居をカメラに収める事が出来たと思っております。

スタッフ・キャスト一同真剣に取り組んだ成果を、早く皆さんにお見せできるように編集作業も引き続き頑張ります。

是非楽しみに待っていてください。

佐久間

▼クランクアップ直後の様子

▼集合写真撮影前、監督に何やら小細工中・・・？

▼集合写真になるとヘアメイクさんが監督の髪型でおふざけします笑

▼集合写真！みんな笑顔が素敵ですね〜。

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