7月18日より新宿 K’s cinema 公開『独裁者、古賀。』公開支援プロジェクト。

公開5日目の上映後トークを今更ではありますがレポート致します。ゲストは、黒柳役の芹澤興人さんと、レイトショー『ロード・オブ・ツリメラ』が公開中の塩出太志監督、そして飯塚俊光監督です。塩出監督のデビュー作『死神ターニャ』で主演をつとめた芹澤さん、また飯塚監督と塩出監督は映画学校NCWの同期生のライバルという事で3人の面白い組み合わせが実現しました。芹澤さんからみた、ふたり監督の演出の違いを興味深く聞けました。また、ふたり監督からも芹澤さんが普段と演じる役のキャラクターがいつもかなり違う事を指摘しました。ふたりの監督とも芹澤さんを知ったのは、今泉力哉監督の『体温』という作品を観て。饒舌で少し不器用で親しみやすいダメ男を演じていました。塩出監督の『死神ターニャ』は死神が人間に乗り移った無垢な男で人間の行動にいちいち驚きと疑問を感じる不思議な役どころ。『独裁者、古賀。』では、いじめられっこ古賀にケンカを指南する怪しい近所の男を演じています。共通するところは、人見知りせずに他者に近づいていく親しみやすさのキャラクター。しかし、普段の芹澤さんは人見知りするとか。そんなギャップに芹澤さんも戸惑うとの事。普段からのみ友達の3人という事もあり話しは尽きないトークでした。