映画を観て頂いた方からのコメント7
vol. 8 2015-06-25 0
喜劇にもみえる記号表現と反復、そこに浮かび上がるのは、人が人と関わることの不器用な現場であった。その独特なコミュニケーションは作家と映画との格闘にも重ねられる。だから『独裁者、古賀。』が傷ましくも清々しい。
山下 慧 田辺・弁慶映画祭 特別審査員
※掲載は順不同です。
田辺・弁慶映画祭は和歌山県田辺市で11月に行われる映画祭で、若手監督の登竜門としてコンペティションがある。過去に沖田修一監督や今泉力哉監督らが受賞している。『独裁者、古賀。』は昨年のコンペティションで入選を果たした。また、受賞作品の上映として「田辺・弁慶映画祭セレクション2015」が7/4よりテアトル新宿で、7/18よりシネ・リーブル梅田にて上映される。