【関連企画】3/11(月) 映画『小さき声のカノン』上映会 +鎌仲監督トーク
vol. 13 2019-03-01 0
東日本大震災から、原発事故から8年目の3月11日、東京・国分寺のカフェスローにて、映画「小さき声のカノン」上映会と、その監督の鎌仲ひとみさんをお招きしてトークイベントを開催します。
8年経ちましたが、みなさまそれぞれ何を思うでしょうか?
時間の感じ方は人それぞれだと思います。原発事故に関してはどうでしょうか。今も引き続き様々な課題が残されています。
放射線量・放射能って今どうなってるの?
子どもたちへの甲状腺がん等への影響は?
原発のその後処理はどうなった? 廃炉はどのくらいかかる?
汚染された放射性廃棄物はどうなるの? そして何より、
今も時々ある地震。今度大震災・津波が来た時、原発は大丈夫なの?
当日は上映会に合わせて、監督の鎌仲ひとみさんをお招きしミニトークも行います。テーマは「原子力防災」。ちょっとかたくない?ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが「最近も大きな地震が全国で多いですが、もしまた大震災・津波により原発事故がもう一度起こった時、あなたは・わたしたはどうする!?」という素朴な疑問があります。
でもなかなか普段の生活では考えませんよね?そんなお話ができる機会をつくりました。3月11日にご一緒にいかがですか?
■日 時
2019年3月11日(月)
18:15 開場 19:00上映 21:00 鎌仲監督トーク(21:30 閉会)
■会 場
カフェスロー(国分寺駅南口より徒歩5分)
東京都国分寺市東元町2-20-10
■参加費
1500円+ワンドリンク(500円)
■申込み
カフェスローまで
こちらの申し込みフォーム、またはお電話で。
https://goo.gl/forms/5M49IZEi5CYF35ZD3
Tel:042-401-8505(月曜定休)
■プロフィール
<映画> 小さき声のカノン
はじめはみんな、泣き虫なフツーのお母さんだった。
東京電力福島原発事故から6年。事故による影響は安全である・危険であるといった議論からこぼれ落ちる声が存在している。それは不安な気持ちを抱えたお母さんたちの声だ。
かつてチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きたのか。お母さんたちはどうやって子どもを守ろうとしたのか?
福島とチェルノブイリとの時間差は25年、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。日本のお母さんたちと同様、不安を抱いたお母さんたちが大きな声に流されることなく、直感にしたがって子どもたちを守る道を探し続けている。
事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。
希望を具体的につくり出す新しいステージに今、私たちは立っている。迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。
http://kamanaka.com/works/works-movie/works-theate...
<監督> 鎌仲ひとみ (かまなかひとみ):映像作家
早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。 90年文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。 93年からNYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。 95年帰国後、主にNHKで「エンデの遺言―根源からお金を問う」など番組を多数監督。
2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。 国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。その後 2006年「六ヶ所村ラプソディー」、2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国海外でも多数上映。 2011年度全国映連賞・監督賞受賞。2012年 、DVD「内部被ばくを生き抜く」は国内外850ヶ所で上映。2015年3月 新作「小さき声のカノン」を全国で公開。
多摩美術大学非常勤講師。著作に「原発のその先へ-ミツバチ革命が始まる」、「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」、共著に「鎌仲監督VS福島大学一年生」、「今こそ、エネルギーシフト」、「内部被曝の脅威」など。
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