参加書店・古書店紹介 #12
vol. 37 2020-05-27 0
参加書店・古書店のご紹介、第12回です。
WAGTAIL BOOK STORE(神奈川県)
横浜元町、中村川の川沿いの、ちいさな古本屋です。
“ワグテイル”は日本語でセキレイ(鶺鴒)という鳥のことです。小柄な体で、むやみと人を警戒することなく、フットワーク軽く生きる様に、お店の将来を重ねました。
大きな書店の本の森をさまようのは本好きの楽しみですが、余りもの本の量に、時に疲れて果ててしまう事はありませんか?当店は、小さいけれど、居心地のよい、意外な一冊との出会いのある、そんな本屋を目指しています。店主が好きな海外小説を中心に、興味をもった事柄の本、なるべく時が経っても古びない内容の本を並べています。願わくば、当店に訪れたあなたにもちょっとした驚きと発見があるといいな、と思いつつ。
えほんのみせ ぱっきゃまらーど(東京都)
世田谷区のほぼ真ん中、吉田松陰先生が祀られている松陰神社のお膝元に、絵本専門店して2018年に開店した小さな絵本屋です。幼稚園教諭、保育士を経て書店員へ転身し、絵本専門士の資格取得を機にお店を開きました。もちろん絵本が中心の棚ですが、児童書籍やそこから派生する書籍も揃えています。子どもたちに人気のちょっとした文房具や作家さんオリジナルのグッズなどもあります。
ところで屋号の「ぱっきゃまらーど」の由来をよく聞かれるんですが・・・そうです、『クラリネットこわしちゃった』の歌の一節からいただきました!フランス語で「仲良く一歩一歩すすめ」という意味です。いざ、絵本の世界へ!!
幸田駅前書店(愛知県)
大きい本屋に18年半勤め
自分で新刊書店をはじめました
6年目になります。
なかなかたいへんですが
ここまでお客様、皆様に助けられて
やっております
感謝申し上げます。
やはり町の本屋はたいへんですが
なんとかやっております
最初は普通の本屋でしたが
あまりにやっていけないので
喫茶や
イベント企画して
本を通したコミュニケーションの場を
作ってお客様のため、
世のため人のための本屋さんになれるように日々やっております
内沼さんのB&B書店を
参考にさせていただき、地方に寄り添った企画をやっております。
ライブや飲み会、読書会、勉強会
などいろいろ企画しております。
まず問屋さんに本代、大家さんに家賃代
その他お支払いしてなんとか65ヶ月やって参りました。
感謝申し上げます。
これからもできれば
僕の命が続く限りやっていきたいと思います
僕にとって本屋さんをやることは
生きることそのものです
この先は本屋さんをずっとやっていきたいです
僕なりの世のため人のための本屋さんを
確立していきたいです
自由丁(東京都)
私たちは、「読むだけでなく、読み手がどう思ったかまで含めて”読書”といえるのではないだろうか」と思っています。
その思いの元、繋がる本棚という交換制の本棚を自由丁内で運営しています。
繋がる本棚にある本は全て、訪れた誰かが置いていったものです。本には、置いていった方から次読む方へのお手紙が挟んであり、そのお手紙も含めて、ご自身の持ってきた本と交換していくことができます。
また、交換する際に記録を取らせていただきご自身の置いていった本が、誰かに交換された際にお知らせしたり、置いてある本はどんな方が、どんな本と交換し置いて行ったのかがWEB上でわかるようにしようと取り組んでいます。
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5月27・28日 終了直前特番「本と本屋について何でも聞ける 2DAYS」開催します。
ご出演者・ご質問を募集中です。
https://motion-gallery.net/projects/bookstoreaid/updates/29320
たくさんのご支援や賛同のお言葉をいただき、ありがとうございます。
最後までご応援をどうぞよろしくお願いいたします。