遊園地を物語の舞台に選んだ理由(1)
vol. 2 2025-06-20 0
こどもの頃から遊園地は大好きでした。
遊園地に行くときは、前の日から寝るのももったいないくらい、ワクワクして
太陽が昇るのがまちどうしかったのを覚えています。
遊園地に入ったら、普通の道では運転できない車でドライブできたり、
観覧車に乗って、ドキドキしながら鳥になったような景色を楽しめたり、
ジェットコースターでGを体験できたり、なんか凄い人になれたようで愉快でした!
そう愉快!遊園地だから体験できる愉快さ!
そして、思い出…。
家族や友達、大切の人との思い出は、お弁当を一緒に食べたり、
一緒にびっくりしたり、叫んだり、大声で笑ったり、拍手したり…。
遊園地でみんなで撮った思い出の写真は、アルバムの中でいつも
キラキラ輝いています!
そんな素晴らしい遊園地が、21世紀の前後にどんどん姿を消していきました。
関西では、阪神パーク、宝塚ファミリーランド、エキスポランド、あやめ池遊園地、びわ湖タワー、さやま遊園地、伏見桃山城キャスルランド、そして奈良ドリームランド…。
大学生の時初めて着ぐるみのバイトしたのが阪神パークで、宝塚ファミリーランド、エキスポランドではイベントの企画制作のお手伝い、奈良ドリームランドでは、着ぐるみキャラクター制作やアトラクションやショーの演出の仕事をしていました。
お世話になった遊園地が廃墟になってしまって、ネットで草ぼうぼうになってしまった写真をみた時は、「あー、あ…」と、なんともいえない寂しい気分になってしました。
なので、「漫画なら…」
そうです。本物の遊園地を復活できる、財力も体力もありませんが、
漫画ならできるんじゃないか!と思ったのです。(つづく)
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