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雑誌「アニメスタイル」季刊化をクラウドファンディングで実現!
2000年に創刊して以来、不定期刊だったアニメ雑誌「アニメスタイル」を2015年秋発売予定の「007」から、季刊誌として読者の皆様にお届けできるようにする支援プロジェクトです。
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アニメスタイルは、2000年に雑誌のかたちで始まりました。雑誌1号・2号を発行した後、インターネットで「WEBアニメスタイル」をオープン。それ以降、トークライブや上映イベントを企画したり、書籍を編集したりと、アニメスタイルは様々なかたちでその活動の幅を広げてきました。2011年から2012年にかけて、雑誌の第2期にあたる「月刊アニメスタイル」全6巻を刊行。2012年7月に雑誌「アニメスタイル」第3期をスタートさせ、同時に「WEBアニメスタイル」もリニューアル。おかげさまで今年は15周年を迎え、現在に至ります。
2000年に創刊して以来、不定期刊だったアニメ雑誌「アニメスタイル」を2015年秋発売予定の「007」から、季刊誌として読者の皆様にお届けできるようにする支援プロジェクトです。
アニメスタイルは今年で15周年になります。アニメ関連の雑誌編集者やライターとして活躍する小黒祐一郎(株式会社スタイル代表取締役)が、もっとアニメの魅力を探求しようと旗揚げしたのが、2000年創刊の雑誌「アニメスタイル」です。すべてはここから始まりました。
クリエイターの仕事に深く切り込むロングインタビューほか、貴重な原画や設定資料をふんだんに掲載し、自分たちが本当に面白いと感じた作品やつくり手を徹底的に取材し、紹介するというこだわりの姿勢が人気の専門誌です。
創刊2号を発売後、インターネットで「WEBアニメスタイル」がオープンすることになり、ここでネットメディアの基盤が築かれます。以降、トークライブや上映イベントの企画、書籍の編集など、アニメスタイルは様々なカタチで活動の幅を広げてきました。
たとえば先頃、クラウドファンディングの記録的成功を収め、製作発表会を行った「片渕須直監督による『この世界の片隅に』(原作:こうの史代)のアニメ映画化を応援」プロジェクトは、アニメスタイルの活動も大きく貢献しています。2012年から監督自身が映画化への想いを綴った「1300日の記録」と題したコラムを連載したのはWEBアニメスタイルですし、膨大な資料と証言を集め、丹念に準備を重ねてきた様子をトークライブでお披露目して、観客の度肝を抜いた舞台こそがアニメスタイルイベントだったのです。
おかげさまで15周年を迎える今年は、池袋・新文芸坐と共同企画しているオールナイト上映がもうすぐ70回目を数え、阿佐ヶ谷ロフトAで開催中のトークライブが記念すべき100回目になろうとしています。さらに新しい試みとして、今月から「アニメスタイルチャンネル」という配信番組がニコニコ動画でスタートすることも決まりました。
現在のアニメスタイルは、このようにネットを通じて情報発信を続け、イベントで多くのファンが駆けつけてくれる状況にありますが、読者の皆様からは雑誌「アニメスタイル」の刊行を望む声が多く、いつでも手に取って見られる雑誌のカタチで中身の濃い記事が読みたい、というご要望をいただくことも少なくありません。
雑誌のほうは、2011年から2012年にかけて第2期にあたる「月刊アニメスタイル」全6巻を刊行。2012年7月にいまの雑誌「アニメスタイル」第3期が始まり、1年2ヵ月ぶりの「006」が6月末発売予定で鋭意編集中です。間もなく発売になりますが、まだまだ雑誌「アニメスタイル」は定期刊行できるほどのチカラがなく、決して順風満帆とは言えません。
ご承知の通り、最近は出版不況と呼ばれる状況にあり、雑誌「アニメスタイル」の売れ行きも残念ながら芳しくありません。それでもページ数などを見直して、なんとか紙の雑誌を続けたいという気持ちは強くなる一方です。正直に言えば、資料満載の雑誌「アニメスタイル」は電子書籍では成立しにくいし、クリエイターの言葉も確実に未来に残すことができる紙の本で残したい。
そこで、15周年を機にこの状況を打破したいと願い、今回のプロジェクト起案に至りました。
このプロジェクトでは、これまで刊行してきた雑誌「アニメスタイル」を年4回、定期的に発売するためのご支援を読者の皆様にお願いしたいと考えています。
今回、皆様からいただいたご支援は、「アニメスタイル007」並びに「008」の刊行と、その後の継続的な刊行資金に充てる予定です。おもに出版で必要な取材経費、原稿制作費、写真撮影費、デザイン費、印刷費のほか、リターン特典の制作費や送料、クラウドファンディング手数料に使用させていただきます。
スケジュールは「007」を9月末に、「008」を12月末に、皆様のご支援の下で制作し、お届けいたします。その後の刊行ペースにつきましては、ご支援の結果次第で変動する部分もございますので、随時ご報告を差し上げるようにいたします。
一日かけても全部を読み通せないほどの濃さを誇る本誌ですが、編集の基本方針は変わりません。ただ、読みやすくするための変更は若干あるかもしれません。マニアックなだけでなく、ポピュラーさを兼ね備えて、気軽に手にとって欲しいという想いもあるからです。
発行は株式会社スタイル。発売は株式会社メディア・パル。編集スタッフも小黒以下、変わらぬメンバーで臨みますので、誌面のクオリティについてはどうかご安心ください。
ご支援いただく「007」と「008」の特集は2015年6月現在、決まっておりません。決まり次第、アップデート情報として支援者の皆様を含めた読者の方々にご報告申し上げますが、代わりにいま手掛けている最新号の内容をお伝えすることで、目指している誌面づくりの一端をご紹介したいと思います。
巻頭特集は、アニメ業界を舞台にしたドラマで話題沸騰の『SHIROBAKO』を取り上げます。こちらはP.A.WORKSの堀川憲司プロデューサーに超ロングインタビューを実施し、知られざる作品の成り立ちを明らかにします。
特集は『花とアリス殺人事件』と『四月は君の嘘』をピックアップ。前者は岩井俊二監督がロトスコープと3DCGを駆使して初めて挑んだ長編で、岩井監督ほか、ロトアニメーションディレクターの久野遥子さんにお話を伺い、かつてないスタイルを切り拓く意欲的な作品づくりの裏側に迫ります。後者の『四月は君の嘘』はフジテレビのノイタミナ枠で放送された注目作で、原画や絵コンテなどで名場面を紹介しつつ、イシグロキョウヘイ監督にもたっぷりと語っていただきました。
さらに、スマッシュヒットを飛ばした劇場アニメ『楽園追放』より、京田知己さんの「演出メモ」を掲載します。京田さんはクライマックスにあたるアクション主体のシークエンスを担当しており、その演出意図が生み出す言葉はものすごい濃さで必読です。
このプロジェクトの展開中に雑誌「アニメスタイル006」は発売されます。ぜひ一度お手に取って、本文から熱量の高さを感じ取っていただければ幸甚です。
一線で活躍するアニメ業界の方々にもご賛同いただき、全部で五つのコースをご用意しました。
①「アニメスタイル007」コース(2,000円・送料込)
「アニメスタイル007」本誌1冊に吉松孝博さん描き下ろしの送り状を封入して、2015年9月末までにお届けします。(「007」が書店に並ぶよりも少し早く到着する予定です)。
2015年10月までに、今石洋之さんのイラスト「アニメスタイルちゃん」フリー画像集をメールにてお送りします。(10点前後を予定。Twitterのアイコン、LINEのスタンプ用のイメージです。この画像はSNS等でご自由にお使いください)。
また支援者限定アップデートから、本誌や特典の制作状況などをお知らせします。
②「アニメスタイルのうすい本」コース(5,000円・送料込)
①の内容に加えて、このプロジェクトのために新たに編集する特別小冊子「アニメスタイルのうすい本(仮)」を2015年末までにお送りします。「アニメスタイルのうすい本(仮)」の内容は現在のところ未定。現状では湯浅政明さん、今石洋之さんの描き下ろしが掲載される予定です。(小冊子の仕様は支援者数に応じて変更されます)。
③お名前掲載コース(10,000円・送料込)
②の内容に加えて、「アニメスタイル007」巻末に「『アニメスタイル007」刊行及び、定期刊行化に協力してくださった方たち」としてお名前を掲載します。
④「アニメスタイル008」コース(20,000円・送料込)
③の内容に加えて、2015年末までに「アニメスタイル008」を吉松孝博さん描き下ろしの送り状と共にお届けします。また「アニメスタイル008」巻末にもお名前を掲載します。
2016年内に「アニメスタイル009」「アニメスタイル010」が刊行された暁には、それらも追加してお届けします。その場合も「009」「010」それぞれに吉松さん描き下ろしの送り状がつき、巻末にお名前を掲載します。
⑤スペシャルコース(100,000円・送料込)
④の内容に加えて、2015年8月から2016年12月までに、株式会社スタイルが刊行するアニメスタイル関連書籍(電子書籍、あるいはアニメスタイルが編集に参加した他社の書籍、パンフレットは含みません)をそれぞれ1冊お届けします。
お届けする書籍は雑誌「アニメスタイル」を別にすると、6冊以上になる予定。いまのところ「田中将賀画集(仮)」「吉成曜画集 イラストレーション編(仮)」「うつのみや理作品集(仮)」「今石洋之のマンガ単行本(仮)」がそのラインナップで、残りの企画も決まり次第ご報告します。
さらに小黒祐一郎編集長、サムシング吉松さん、今石洋之さん、湯浅政明さん、板垣伸さんによる直筆の「ありがとう色紙(寄せ書き)」を2015年末にお送りします。色紙には支援者の方のお名前をお入れします。(色紙の書き手は増える可能性があります)。
このプロジェクトは確約実行型ですので、目標の300万円に届かなかった場合、それが仮に「0円」だったとしても支援額の結果にかかわらず、雑誌「アニメスタイル007」並びに「008」の刊行をお約束します。しかしその際の発売時期に関しては、予定よりも遅れる可能性があります。また、それに伴うリターン特典のお届けも影響を受けて遅くなることを、予めご了承ください。
目標額を達成した場合についても、季刊誌として永続的なリリースを保証するものではありません。今回は「007」「008」の2冊を定期刊行する軌道に乗せ、引き続き2016年に「009」「010」の2冊を刊行する流れをつくるため、皆様からのご支援をお願いする次第です。
この先、年4冊の季刊誌として発行することが理想ですが、諸事情により編集作業が遅れる場合も考えられます。(特典制作も同様のリスクがあります)。
いずれにせよ、ご支援いただく皆様を失望させないように経過報告を含めたアップデートを随時行う予定です。よろしくご検討ください。
このプロジェクトはアニメスタイル編集部が起案し、責任者はアニメスタイル編集長の小黒祐一郎、運営担当はプランナーの桑島龍一が務めます。桑島はアニメスタイルの編集スタッフではありませんが、新文芸坐×アニメスタイル共同企画「押井守映画祭2015」のプランニングに参加したご縁から、今回のプロジェクトに協力しています。
小黒祐一郎(責任者/写真右)
株式会社スタイル代表取締役。アニメスタイル/WEBアニメスタイル編集長。アニメ関連の出版物の編集が本業で、月刊アニメージュ(徳間書店)では「この人に話を聞きたい」と「設定資料FILE」を担当。Blu-rayやDVD解説書、パッケージの編集、宣伝協力ほか、アニメの企画や脚本も手掛けている。Twitterアカウントは@animesama。
桑島龍一(担当者/写真左)
プランナー&ライター。大手映像メーカーで制作・宣伝を担当し、押井守監督作品を多数手がける。現在はフリー。近年の仕事では小説「武装中学生」(KADOKAWAエンターブレイン)のショートアニメ制作や、『009 RE:CYBORG』(VAP)のパッケージプロデュースがある。Twitterでは荒川直人(@nao_arakawa)名義でネットの海を徘徊する。
その昔、月刊アニメージュというアニメ誌の付録に、宮崎駿監督のTVアニメ『未来少年コナン』第一話の絵コンテがついてきたことがありました。その小冊子を手にした読者の中には、アニメのつくりかたを独学で学び、そこからプロになった人がたくさんいると聞きます。もちろん宮崎駿という巨人の影響力ゆえかもしれませんが、それは同時に、たった一冊の雑誌が人を育て、人生を変えてしまうということでもあります。
本誌がどこまでそれに肉迫できるかはわかりませんが、次世代を担う若者たちの創作意欲を刺激することができたら、それに勝る喜びはありません。アニメの魅力や面白さの秘密を解き明かし、それを多くの人と共有するために、アニメスタイルへのご支援をよろしくお願いします。
最後になりますが、本文をお読みくださったすべての方に心より御礼を申し上げます。(桑島)
イラスト:今石洋之
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