FUNDED
アルバム『二十歳』制作経費決算。
vol. 32 2022-02-21 0
クラウドファンディングでアルバム支援を募り、
結果としてこのような大きな支援を頂いた身として、
実際にかかった経費を発表した方がいいのではないか、と思ってきました。
みなさんが作らせてくれたものですからね。
ちなみに前振りさせて頂くと、
残り20周年記念冊子の制作費用と、その送料と梱包資材のみ、
になった段階までの決算は去年末に出していたのですが、
実際にいくらかけてしまったのか、
残高見てだいたいは分かっていたけれど、
計算してみてびっくりしたんです。
あまりにびっくりして、マネージャー2名に連絡したぐらいでした。
アレンジャー、ミュージシャンをはじめとした、制作に関わってくれたみなさんのギャランティは、大事な個人情報になります。
関わるプロジェクトによって、ギャラを変える事だってあるでしょう。
（天野の仕事は、通常よりも安くやってくださっていると思うんですよ）
だから、みんなのギャラを伏せて、なおかつギャラ予想すらできないようにしたいので、
超大枠での経費決算発表にさせて頂きます。
もろもろのご理解をよろしくお願いします。
あ、当たり前ですが、わたしはノーギャラです。
それでは発表いたします。
①アルバム音源制作費（＋第4回AMANO FAIRの経費）
内訳：
レコーディングスタジオ代／マスタリングスタジオ代／ピアノ調律代／アレンジ料／ストリングスアレンジ料／ブラスアレンジ料／演奏料／RECエンジニア料／マスタリングエンジニア料／旅費交通費／ケイタリング費（9/2〜9/5・9/18・10/22の6日間）／車両代／感染症対策グッズ購入費／アルバム封入DVD編集用HDD購入費／ミニDV120本デジタイズ化費／振込手数料／源泉所得税／無料開催した第4回AMANO FAIRの演奏料＆配信オペレーター＆音響オペレーター費／現場マネージメント料／機材運搬費／JASRACへの著作権料支払い
※目標金額300%達成の感謝を込めて、YouTube上で無料配信した第4回AMANO FAIRは、『二十歳』のレコーディングスタジオでレコーディングの合間に開催しており、機材運搬費や旅費交通費・ケイタリング費（飲食代）が同一となるため「アルバム音源制作費」に合算します。
小計①……5,113,259円
②CD『二十歳』＋白盤LIVE DVD『AMN 20th anniversary』プレス代
※限定盤と通常盤の「CD」は同一商品のため、通常盤のプレス代も含まれます
小計②……1,078,440円
③ジャケット制作費
内訳：
大谷美術館使用料／撮影スタジオ費／衣装代／トイレレンタル代／美術館入館料／ケイタリング代／メイクルーム代／交通費／車両代／スチール撮影料／メイク料／着付け料／ブルーシート等撮影小物代／メイク用品代／現場マネージメント料／レンタル衣装返却送料／振込手数料／源泉所得税
小計③……735,864円
④リターン制作費
内訳：
タオル制作／フローティングペン制作／感謝状印刷／感謝状用筆ペン購入費／年賀状印刷代／ライヴチケット印刷代／年賀切手代／20周年記念冊子印刷代／入稿デザイン料／インタビュー原稿料／冊子用スチール撮影料／インタビュー時飲食代
小計④……1,628,836円
⑤発送経費
内訳：
CD発送時送料／VIPコースチケット発送時送料／冊子発送時送料／梱包資材費／発送作業手伝い人件費（2名）／ケイタリング費（3日間）／交通費／車両代／振込手数料
小計⑤……1,309,689円
⑥音叉MV制作費
内訳：
撮影料／監督料／撮影助手料／照明料／照明助手料／制作料／カメラ機材料／照明機材料／ケイタリング費／打ち合わせ雑費／メイクルーム代／旅費交通費／車両代／天野衣装代／スタイリング料／メイク料／メイク用品購入費／MV出演料／現場マネージメント料／撮影楽器レンタル料／振込手数料／源泉所得税
小計⑥……1,625,688円
⑦相対性理論MV制作費
内訳：
撮影料／監督料／撮影助手料／照明料／照明助手料／制作料／カメラ機材料／照明機材料／撮影スタジオ使用料／ケイタリング費／打ち合わせ雑費／撮影小物代／旅費交通費／車両代／4人分衣装代／スタイリング料／メイク料／メイク用品購入費／MV出演料／現場マネージメント料／撮影楽器レンタル料／振込手数料／源泉所得税
小計⑦……2,466,348円
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まとめ
（A）クラウドファンディング支援総額……15,651,500円
（B）Motion Gallery 決済手数料10%＋クレジットカード決済手数料5％……△1,772,205円
（A）−（B）＝13,929,295円（実際に受け取った金額）……（C）
上記小計①〜⑦を足した経費総額……13,958,124円……（D）
（C）ー（D）＝△28,829円
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たくさん頂いた支援金をどう使うか、とても考えました。
少しは手元に残して、これからの活動費の足しにすることも考えた。
でも、途中から、
宵越しの銭は持つまい、と頭を切り替えました。
その方が、ロックだからです。
重ね重ねになりますが、
このご時世の中、
何の不安もなく制作に当たれたこと、
何の不安もない明るく楽しい現場を仲間と共に過ごせたこと、
本当に本当に感謝いたします。
みなさんありがとうございました！