不倫ウイルスの応援をしてくださる皆さまへ
vol. 13 2020-04-01 0
不倫ウイルスの応援をしてくださる皆さまへ
お世話になっております。
監督の長谷川徹です。
おかげさまでクラウドファンディングが無事に終了しました。
総勢106人のコレクター様からご支援総額1,806,000円が集まりました。
皆様のご厚意によって、映画製作を進めることができます。
誠にありがとうございました。
現在、世界を脅かしているコロナウイルスですが、
健康被害だけではなく、経済に与えるダメージも深刻です。
このような状況下で芸術文化活動の末席を汚す自分が何をすべきなのか、
悩んだこともありました。
昨年末、12月8日に行われたアイドル映画祭終了後に
「もしも不倫がウイルス感染症による病気だったら……」
というアイデアを思いついてからすぐに、
今作のプロットや脚本を書き進めていました。
武漢で原因不明肺炎患者が増加しているという報道が
日本でなされたのはそれからずっと後のことでした。
最初は他人事だったニュースがどんどん身近な災害になっていき、
知らないうちに誰かを傷付けているんじゃないかという不安に襲われました。
ですが、こうして応援してくれる人たちが大勢いることを知りました。
映画を観られる日が楽しみだと言ってくれる人たちが大勢いることを知りました。
撮影が楽しみだと言ってくれるキャストとスタッフはずっとそばにいてくれました。
私がすべきことは不安に思って逃げ出すことではありません。
ハッピーで楽しい映画を完成させることが私の使命だと気付かされました。
このタイトルが誰かを驚かせてしまうかもしれません。
誰かの悲しい記憶を呼び起こしてしまうかもしれません。
しかし、脚本は愛に溢れたラブストーリーです。
完成しても、誰かを不快にさせる映画には決してなりません。
ただし、タイトルだけで内容の善し悪しを判断されてしまう可能性はあります。
最初から敬遠されて、作品が世に広まらないのは本望ではありません。
多くの方に先入観なく観ていただくために、
今後タイトルを変更する可能性があることは予めご了承頂けたら幸いです。
これから映画製作を進めて参ります。
誰かを不快にさせないことはもちろん、
キャストとスタッフの健康と安全を第一に、慎重に製作していきます。
皆さまにご心配お掛けし大変申し訳ございません。
引き続き本作の応援をよろしくお願い致します。
長谷川徹
令和2年4月1日
……ですけど、どこも嘘はありません!m(._.)m
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