郡上の「水」文化を伝え、守る仕組みを一緒につくりませんか？ “郡上発！水出しコーヒープロジェクト”

昨日、クラウドファンディングのリターンのひとつ
「郡上の聖地、石徹白でスペシャルな水出しコーヒーを作るツアー」が催行されました。

舞台は郡上の聖地、秋の石徹白。
天気も秋晴れで気温も高く、絶好の水出し日和でした。

今回はスペシャル企画として、予定していたよりも多くの水汲みポイントをめぐることになり、全部で9ヶ所の湧き水・清水をめぐりました。

午前中は、6月のアウトドアフェスティバルでも汲ませてもらった、
石徹白の集落内の4ヶ所を歩いてめぐりました。

石徹白の集落はまるで“まんが日本昔ばなし”の世界で、歩いているだけで“夢のなか”みたいな場面があります。

２時間ぐらいかけて歩くとおなかはペコペコに。
石徹白の地のものが食べられる「くくり姫」さんにてランチターイム。

晩夏〜秋の味覚を頂きました♪

お腹も満足したところで、午後の部スタートです。
午前中に仕込んだ水出しコーヒーを川に冷やしておいて、

中居神社にお参りをし、この日最大のアドベンチャー、川の横断へ。

堰堤、ドーン！

イワナの人工卵床についてもこの日のスペシャルなガイドを努めてくれた和田大典くんからレクチャーしてもらい、思わぬ学びもありました。

そしてたどり着いたのが冷泉。

10度ぐらいで、汲んでいると手がかじかんでくるほど冷たくて、最高においしい湧き水でした。

冷泉の水温を計ります。

みんなイイ笑顔です。

そしていよいよ本日のメインへ。
石徹白大杉までの420段の階段をのぼります。

それほどきつくなく、ところどころ秋めいた緑のトンネルを進みます。

全員リタイアすることもなくたどり着いたのは樹齢約1800年と言われる石徹白大杉。
しばし1800年前に思いを馳せます。

大杉のさらに奥へ進むとその湧き水はあります。
クマも飲みに来ると言われるクマの清水。

この日のツアーの最終水汲みポイントです。

事故もなく、無事にすべての水汲みポイントをめぐって、最後に８ヶ所の水出しコーヒーの飲み比べをしました。

参加者からは「ほんとにそれぞれ（水出しコーヒー）の味が違う！」というコメントが口々に。「私はここの水出しコーヒーが好み」などの思い入れもうまれていました。

朝から夕方までよく歩き、秋の1日が暮れていきました。
盛りだくさんの内容でしたが、ご参加の皆様、ありがとうございました！