ワークショップ参加者の声|vol.1 「面白い!」を一緒に追いかける
vol. 19 2026-10-21 0
こんにちは!耐熱原人のヤマムラです。
このたびは、「なりきりフェスティバル2026」開催にご支援いただき、本当にありがとうございます。
本日は、これまでに耐熱原人バァサスのワークショップやヒーローショーに参加した方々に、それぞれの魅力や参加してみた現場の声を紹介させていただきます!
第1回となる今回は、何度かワークショップを開催させていただいた千葉県松戸市常盤平団地にあるコミュニティスペースの「SEE/SOW」を運営するSOWの原田さんです。
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こんにちは。多くの方は初めまして。一般社団法人SOWの原田恵と申します。
私たちは、耐熱原人バァサスが拠点としている常盤平で、アート&コミュニティスペース「SEE/SOW」を運営しています。
もともと私たちが常盤平にスペースを持つきっかけとなったのが、耐熱原人のメンバーにも参加してもらったアートプロジェクト「ときわ平のコエ・カタチ」でした。そこからさまざまなご縁があり、SEE/SOWで工作ワークショップを開催してもらったり、常盤平で行われたイベント「ときわだいらサマーナイトガーデン」では、カンブリ音頭を踊りながらSEE/SOWに乱入してきたり、いろいろな形で関わりが続いています。
今回、私たちSOWも「なりきりフェスティバル」に協力として関わっていますが、今日はこれまで一緒に開催してきたワークショップの様子を振り返りながら、私が感じている耐熱原人たちの魅力について、少しお話しできればと思います。
大人も子どもも夢中になった、ふたつのワークショップ
初めて耐熱原人にワークショップを開催してもらったのは、2026年3月の初めのこと。SEE/SOWのオープンを間近に控え、そのプレイベントのひとつとして企画してもらいました。
そのときのタイトルは「ふたフィギュアを作ろう〜お雛さま編〜」。ペットボトルのキャップをベースに、グルーガンなどを使って小さなフィギュアを作るワークショップです。
(写真:鈴木ヨシアキ)
会場には色とりどりの素材が並び、参加者の皆さんはそれぞれに目を輝かせながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤を重ねていました。小さなキャップを土台に、思い思いの形を作り上げていく。そのうち、周りのことも忘れて一心不乱に手を動かし続けていた姿が、今でも印象に残っています。
(写真:鈴木ヨシアキ)
その後、2回目に開催してもらったのが「工作戦士ナリキリマンWS ナリキリー星人編」。こちらは、まさしく「なりきり」のためのワークショップでした。
ダンボールと色ガムテープを使って、頭にかぶる「宇宙人ヘッド」を作るというもの。今回も会場にはさまざまな素材や色が集まり、参加者は思い思いに手を動かしていました。ふたフィギュアのときよりもさらに自由度が高く、「そんなものもできちゃうの!?」と驚くような形が、次々に生まれていきました。
そして、完成したあとは写真撮影!SEE/SOWが位置する団地の商店街や広場を舞台に、それぞれが自分の作った宇宙人ヘッドをかぶり、思い思いのポーズで写真を撮りました。
ここで面白かったのが、作ったのは頭の部分だけなのに、それを身につけると、不思議とそのキャラクターになりきろうとしてしまうこと。私も謎のカラフル怪人の頭を作ったのですが、いざかぶって写真を撮ろうとすると、普段だったら絶対にしないようなポーズが自然と出てきてしまうのです。
自分で考えて、作って、身につける。その一連の体験を通して、いつもの自分とは少し違う何かになってしまう。「なりきり」の力って不思議だな、と感じた出来事でした。
本気で遊ぶことを、誰も馬鹿にしない
さて、これまで開催してもらったワークショップを振り返ってみましたが、私が思う耐熱原人バァサスのワークショップの最大の魅力は、「誰もが遠慮なく、本気で夢中になれること」です。
最初のふたフィギュアのときも、宇宙人ヘッドのときも、子どもはもちろん、なんなら大人の方が夢中になっていました。本気を出しすぎて、全然子どもに仕上がりを忖度していない。平気で子どもよりいいものを作っていたりする、自然とそういう場になってしまう。
そして、耐熱原人たち自身も、ずっと何かを作っています。参加者に作り方を教えたり、困っている人を手伝ったりしながら、自分たちもひたすら手を動かしている。
本当にずっと何かを作っているし、なんなら参加者に負けじと本気の作品を作って楽しんでいる
彼らを見ていて思うのは、自分が「格好いい」と思うものや、憧れるものを追い求めることに、とても素直な人たちだということです。
「こんなものがあったら格好いい」「こんなことができたら面白い」。そんな思いを、ただ思い描くだけで終わらせず、どうしたら実現できるのかを考えて、実際に形にしてしまう。
そして、誰かが同じように何かを追い求めているときには、それを本気で面白がってくれる。誰かの「格好いい」を馬鹿にしないし、夢中になっていることを茶化したりもしない。「それ、いいじゃん!」「面白いじゃん!」と一緒になって楽しんでくれるし、必要なときには手を貸してくれる。
しかも、彼ら自身が本気で楽しんでいるからこそ、ワークショップに並ぶ素材も、見ているだけでワクワクするようなものばかり。何を作ろうか、どんな形にしようかと、自然と想像が膨らんでいきます。
何かに夢中になることは、簡単なようで、意外と難しいことなのかもしれません。
特に大人になると、人の目が気になったり、本気になることを少し恥ずかしく感じたりすることもあります。でも、耐熱原人たちと一緒に作っていると、そんなことはどうでもよくなってしまう。自分が格好いいと思うものを、本気で追い求めていい。それを形にしようと、思い切り試行錯誤していい。
耐熱原人たちのワークショップには、そんなことを当たり前に肯定してくれる空気があるように思います。
自分だけの「格好いい」を、思い切り追い求める
今回の「なりきりフェスティバル」では、これまでのワークショップで体験したようなことが、もっと大きな規模で起こるのかもしれません。
自分が格好いいと思うもの、憧れるものを考えて、形にして、そして自分自身がその存在になってみる。すごい技術がなくても、立派な衣装がなくても、きっと大丈夫。自分が本気で「これが格好いい!」と思えるものを追い求めること、それ自体が楽しいのだと思います。
これから参加する皆さんにも、ぜひ思い切り楽しみきってほしいです。その方が、きっとずっと面白いことになると思うので!
そして何より、耐熱原人たち自身が、誰よりも本気で楽しんでいる、そんな一日になるだろうと思っています。
