なりきりフェスティバルに向けて|vol.2 五十畑大志
vol. 5 2026-10-07 0
はじめまして、耐熱原人バァサスの五十畑大志(イソハタヒロシ)と申します。
私たち耐熱原人バァサスはこの度、「なりきりフェスティバル」開催に向けてクラウドファンディングに挑戦することとなりました。そこで今回は、私と耐熱原人バァサスのことをもっと知っていただくと同時に、この企画に賭ける情熱を少しでも伝えられたらと思います。
小時間のお付き合いどうぞよろしくお願いいたします。(3〜4分ほどで読める内容です!)
ヒーローが好き。だけど…
まずは私の話。
幼少の頃から、父に教えられたウルトラマンをはじめとするヒーローたちに熱中した私は、いわゆるヒーローを「卒業」することなく晴れて今年で30歳になりました。そして今も変わらずヒーローを愛し、保育園や学校の講師として働きながら、耐熱原人バァサスのメンバーとして「むかし戦隊カンブリオン」をはじめとする自主制作のヒーロー活動に勤しんでいます。
弟と並んで撮った写真。春には毎年家族写真を撮っている。
私の生涯の目標は「ヒーローになること」です。
こう言うと、「他にもヒーローになる方法があったのではないか」と疑問に思う方もいるかも知れません。大手のプロダクションに入社してテレビの企画に携わる、体を鍛えてスースアクターになり着ぐるみの操演をする、デザイナーになり怪獣やヒーローのデザインを考える、地元に根を張りご当地ヒーローになる…。パッと思いつくだけでも、「ヒーロー」のなり方は無数にあると思います。なぜわざわざ、手作りヒーローの活動を選んだのでしょうか。
ヒーローには、護るものが多い
この場合、守らないといけないもの、とも言えるでしょうか。公式のコンテンツとして携わる以上、経営方針やコンプライアンス、会社としてのポリシー、売れ行き、ニーズ、スポンサー、世論…等々。組織に所属すると逃れられないしがらみというものがあります。作りたいヒーローが作れないかもしれないし、伝えたいことが伝えられないかもしれない。相容れない方針に従わざるを得ない可能性もあります。
というか、全部やりたい…!
なにより自分がヒーローになるにあたり、見た目のデザインはもちろんのこと、ストーリーやポリシー、テーマソングなど、「自分のヒーローなんだから自分で考えたい!」というエゴがありました。プロジェクトの一員としてではなく、一次創作、飽くまでも自己表現として「ヒーロー」になりたかったのです。
自己表現の延長としての「ヒーロー」
大学生の頃から本格的にヒーローのなり方について考え始め、卒業の時に導き出した結論は「ありのままの自分を認め、自ら輝く人」であることでした。直接誰かを助けなくとも、その人らしくやるべきことを成す姿は、見る人を勇気づけ、活力をくれる。それはその人にとって紛れもなくヒーローであると言えるでしょう。
どうしようもなくヒーローが好きで、しかし完璧には程遠い人格の自分自身。それらをまとめて愛し、認め、表現することが、私をヒーローたらしめると考えました。
私にとって自分らしくいることの延長がたまたまヒーローだったのであり、それは良い意味で「無責任なヒーロー」になるということでした。
そうして私は、自分を助ける自愛のヒーロー「生戦士ヒューマンマン」を制作、個人での活動を開始します。
これが、生戦士ヒューマンマンだ! 決め台詞は「ご自愛ください!」
耐熱原人バァサスの結成
そんな中で出会ったのがヤマムラ君でした。
SNSで知り合った彼のアトリエに初めて行った時、彼はゴミに埋もれた部屋の中、1人ソファで怪獣の図鑑を読み耽っていました。
「こいつは、話が早いかもしれない」
私の予感は的中し、そのまま特撮トークで意気投合。程なくして耐熱原人バァサスを結成することになります。
「灼熱」でも「激熱」でもなく「耐熱」
「耐熱原人バァサス」の名前の由来は、「燃え尽きそうな湧き上がる情熱に耐え、いつも汗をかいている泥臭いヤツらが、色々なことに挑戦する」という意味です。
燃え上がるなんて爽やかなものではなく、自身の熱で蒸し暑くなっていても、それに耐えてにっこり笑う「耐熱」
泥臭く、パッションのまま、しかし地道に活動を続けるアナログな「原人」
そして常に新しいことに挑戦し、対決するV.Sをカタカナで書いて「バァサス」
私たち3人に共通するモットーが、このチーム名には込められています。
イメージキャラクターの「耐熱原人くん」最初に立体化されたレアキャラだ!
とりあえず段ボールでヒーロー作っちゃおう
我々の活動は、はじめはフィギュア制作や工作ワークショップがメインでした。しかし段ボールとガムテープで作る、「ダンボールマスク」のワークショップを始めたことをきっかけに
「これがあれば、誰でも変身できるな…」
という気づきを得た私たちは、「太っていても、アクロバティックな動きはできなくても、コスチュームがあればみんな変身できる!とりあえずこれでヒーローになっちゃおう!」という勢いでオリジナルヒーローを企画。「むかし戦隊カンブリオン」の制作に至ります。
諦めず身の回りにあるもので挑戦すれば、みんなもヒーローになれる!そんな可能性を、カンブリオンから見出したのです。
制作途中のアノマロレッド。まだ段ボールの色が見えている
「なりきり」の楽しさを広めたい!
なりきりフェスティバルでの目的は、ただ私たちが作ったヒーロー達を見せつけたいというだけではありません。
思い切って、なりたい姿に変身する楽しさ、自分の中にいたイマジナリーな存在を現実に呼び出すなんとも言えない感覚=「なりきり」の楽しさを分かち合いたいのです。
「ナリキリー星人ワークショップ」の様子。「なりきり」に、年齢制限はない!
これを読んでいる方の中にも、かつてノートの隅や自由帳に、自分のオリジナルキャラクターや相棒、妖精、ドラゴンやロボットなどを描いたことがある人がいるのではないでしょうか。
そして、大人になったからとかなんとか理由をつけて、思わず消しゴムをかけたり、丸めて捨てたりしてしまったのではないでしょうか。
このコンテンツ消費の現代では、待っていれば新しい「推し」が湧いてきます。しかし、皆さんの中には、あるいはあなた自身が、既にオンリーワンの存在なのではないでしょうか。
私たちは、皆さんのなりきりが見たい。
なりきりが許される時間を作りたい。
なりきりが許される場所を作りたい。
なりきりの手助けをしたい。
これが、私たちの原動力です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!もし共感していただけた方がいらっしゃれば、お気軽になりきりフェスティバルに遊びに来てくれると嬉しいです。
なりきりフェスティバル開催に向けて、アップデートは続きます。次回の更新をどうぞお楽しみに!
それではみなさん、ご自愛ください。
ヒューマンマンより
