廻天百眼の舞台『冥婚ゲシュタルト』を千之ナイフが漫画化！

はじめまして。舞台版『冥婚ゲシュタルト』脚本演出の石井飛鳥です。

始まりました！『冥婚ゲシュタルト』漫画化計画。
『冥婚ゲシュタルト』は2014年初演、そして2016年6月に上演された当劇団、廻天百眼の代表作です。
あらゆるタブーや制約にしばられない、インディペンデントな小劇場だからこそできる、血とエロスの近未来宗教ファンタジーです。
漫画ならではの演出や表現を追加していけたらと思います。

当劇団、虚飾集団廻天百眼は今年で11年目。
丸尾末弘の『少女椿』の舞台化など、舞台では不可能と言われた演出を次々と実行してまいりました。
その廻天百眼の舞台が、今回、さらに制約を解き放たれる漫画になるということで、私自身もかなり楽しみにしております。

廻天百眼ではこれまで、「私たち自身が本当に観たいもの、本当に面白いと思えるもの」を追求して参りました。
その作品に賛同していただける熱狂的なファンの皆様に支えられ、今日も活動を続けることができております。
現代の人間の趣味嗜好は非常に細分化されており、一つの「大衆向け」といったものが成立しづらくなっております。そんな昨今だからこそ、私たちのつくる「私たち自身が本当に観たいもの、本当に面白いと思えるもの」が、いわゆる「大衆向け」に辟易し、真に面白いものを求める層へと届くようになりました。

私の個人的意見として、ずっと昔から作品に値段はないと考えております。それを見たい人が、見るための制作費を出しあって、金銭的余力のある人は多く、学生をはじめとする余裕のない方々はほんの少しだけ、それぞれの力で作品に貢献して制作する。その形が理想であると考えます。
私たちの『冥婚ゲシュタルト』の思想や写真、動画に少しでも心動かされたかた、どうかご支援をお願いします。

私たちは、『あなたが本当に見たかった景色』を制作いたします。

虚飾集団廻天百眼　石井飛鳥

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