ONE TEAM 挑戦する姿を応援してほしい 人生初！あり方写真展プロジェクト

本日、大阪での写真展が無事に終了しました。少し長いですが、これまでの歩みをまとめました。そして、今こうして皆さんに感謝の気持ちを伝えられることが何よりも幸せです。本当に皆様、ご支援いただき、ありがとうございました。

1月に名古屋から始まった写真展、小さな（当時は大きく見えました）ソニーストア名古屋にたくさんの写真を一生懸命並べました。たくさんのイベントを企画し、大勢の方が会場へと駆けつけてくれました。

おかげでソニーストア側に迷惑をかけたことも（これは私がソニー側とコミュニケーションが取れていなかったことが原因です）

4月の東京・文春ギャラリーではピクチャーレールでの設置に戸惑い、サポートの皆さんに大迷惑をおかけする結果に。それでもみんなで力を合わせて一つ一つパネルを展示し、開場することができました。

大変だったこの経験が、次の札幌に活かされていきました。

札幌では北海道のラグビーファンから「告知が遅い！」とお叱りを。熱い北の大地の皆さんから叱咤激励を受けながら、少しずつ発信力を意識。北海道新聞さんから生まれて初めての取材！いつも取材する立場のくせして、どうすればいいのかわからず汗ダラダラ

札幌のホテルにて、３年間つけていたミサンガがブツっときれ、その直後にワールドラグビーよりW杯取材許可が降りるという信じがたい奇跡も。想いが叶った瞬間でした。

1日限定の静岡では朝４時に車で名古屋を出発、短時間での設営も東京、札幌でのスキルアップがあってこそ！仲間たちのサポートを受けて大成功を納めました。

そして福岡へ。名古屋から博多まで車で向かうという暴挙。途中、疲労困憊で高速道を降り、ホテルまで300メートルというところで交通事故。私の不注意でトラックと接触してしまいました。

双方に怪我がなかったことが不幸中の幸。テールランプが外れたものの、細いケーブルが切れることなくランプが点灯したことにより、警察から「自走可能」と言っていただけました。

もしあの時、テールランプが点かなかったら…

博多へは辿り着けなかったかもしれません。紙一重でピンチを切り抜けました。そんな博多も熱いラグビーファンたちが大勢駆けつけてくれました。

その中には先日の日本代表メンバー発表でも選ばれた福井翔大選手のご両親も。

「翔大の写真があるかなと思って…」

「お母さん！ごめんなさい。なかった」

博多ではサポートメンバーと〆のラーメン、美味しかった。

これらの写真展での活動のおかげです。7月のラグビー日本代表国内戦にてチームオフィシャルフォトグラファーとしてピッチに立つことができました。

選手たちの熱を肌で感じ、ピッチの芝で寝転びウォークライを撮影、夢のような経験を積むことができました。

そして、もっと、もっと、まだまだもっと、いい写真を撮りたい。心からそう思いました。

活動の幅が広がることで、新たな出会いも生まれました。

元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗さんとのご縁でつながった静岡の特別支援学校の生徒たち。私の写真をもとに絵を描いてくれました。そしてその絵をパネルにして写真と共に展示するという試みが生まれました。

日本代表オフィシャルフォトとして撮影した直近の試合とともに、大阪にて展示。写真を見て、絵を見て、多くの方々にラグビーの魅力、写真の力を届けることができた気がします。

明日、名古屋へ戻ります。帰るまでが写真展、無事に家族のもとに帰り、お土産を渡すまで気を緩めることなく、ハンドルを握ります。

そして23日にはイタリアに向けて出発します。

新たな冒険が始まります。

そして、みなさんと共に次のステージへ向けて出発したい。目指すのは、まだ見たこともないようなワクワクするような世界を届けること。

これからもイワモトアキトを楽しんでいただければ幸いです。

皆様、本当にありがとうございました。

2023.08.20