豊田利晃短編映画「狼煙が呼ぶ」予告編
vol. 84 2020-04-14 0
本日の全員公開はあえてこの予告編をお届けします
「狼煙が呼ぶ」2019年9月
現代、家の蔵の中で古びた拳銃を見つける少女。それを手にし、過去に思いをはせるところから物語は始まる。そしてその拳銃を巡り、過去の因果が蘇ってくる・・・。果たしてそこにはどんな物語があったのか。渋川清彦、浅野忠信、高良健吾、松田龍平、中村達也、伊藤雄和、仲野茂、MASATO、MIU など豪華出演者による16分の短編映画が誕生。
https://www.imaginationtoyoda.com/norosigayobu
<キャスト・スタッフ>
渋川清彦 中村達也 伊藤雄和 仲野茂 村上正人 切腹ピストルズ MIU/高良健吾/松田龍平/浅野忠信
企画・プロデュース・監督・脚本・編集 :豊田利晃
エグゼクティブプロデューサー:出原知之 プロデューサー:村岡伸一郎
撮影:笠松則通 美術:渡辺大智 衣裳:宮本まさ江 メイク:佐藤光栄
助監督:佐和田惠 制作担当:鍋島章浩 特機:小塚和也
サウンドデザイナー:北田雅也
スチール:菊池修、名越啓介 デザイン:大橋修
制作:IMAGINATION
〜想像力の自由のために〜
2019年4月18日、拳銃不法所持で僕は逮捕されました。その拳銃は祖父が戦争中に自分の身を守るために使っていた拳銃。父親は祖父の拳銃を形見として引き取り、ずっと大切に持っていました。実家を処分したとき、その錆ついて動かない、YOUNG AMERICAというリボルバーが僕の家へ送られて来ました。僕には父の想いが詰まった拳銃を捨てることはできませんでした。法という権力は想いより強いのか? 本当に想いが負けたのか? そのことについて、物語を作る者として釈然としない気持ちが残りました。この事件に対して、映像で意志を返答したいと思い、この企画を考えました。
映画監督は映画で返答する。創造することを楽しもう。いつまでも。権力のない想像力は無限の未来を夢見る。そのことを信じて。
豊田利晃
このプロジェクトのリターンには昨年公開したこの作品のDVDが含まれています。
この作品は昨年、日本全国のミニシアターにて公開されました。
昨日立ち上がったミニシアターエイドの記者会見生配信の中で。
「狼煙が呼ぶ」を上映していただいた上映館のひとつ、シネマ5の田井さんの言葉がありました
「地方では新作が届くのが一か月後で、どんどん新作の延期が決まってかける作品もなくなってきている」という言葉。
何よりも映画をミニシアターに届けることが再びスクリーンの前に人が集まることなのだと改めて思いました。
このプロジェクトは本年7月に公開を予定しています。
「映画監督は映画で返答する」
映画「破壊の日」を全国のミニシアターにお届けできるように。
皆様と共に進んでいきます!