Tシャツデザイン発表
vol. 13 2022-10-18 0
早くもこのプロジェクトも残り2週間となりました。
たくさんの応援を本当にありがとうございます!
昨日予告した通り、本日はTシャツデザインを発表いたします!
CDのジャケットデザインを大柴拓本人がリライトして出来たオリジナルのデザイン。白地に黒、紺地に白のいずれかをお選びいただけます。
(※ 紺地の場合、XLサイズのみ在庫がなく、来年春のお届け予定となります。)
今回のデザインに寄せて、ギター・作曲・グラフィックデザイナーの大柴さんからコメントが届きましたので、ご紹介いたします。
*******
大柴 パラフロのバンマス兼作曲家兼ギタリスト兼デザイナーの大柴です。
CDデザイン?もうね、こちとらレコーディングの時点でとっくに出し尽くしてるんですよ…!
私は演奏の傍ら、長年グラフィックデザイナーとして他のミュージシャンのコンサートチラシやCDデザインを担当してきました。当然自分のバンドのチラシやCDデザインもするのですが、これはいつも苦手な作業なんです。なぜって作曲・演奏の段階でもうそのバンドへの想いはすべて込めきってしまってますから…。
ふつう、CDデザインをするときは収録された音楽からイメージを膨らませます。「この曲はどういう気持でつくったのだろう?」「この曲のこのメロディは何の場面を表しているんだろう?」作った本人しか知らないこういったことを第三者の想像で膨らませることによって、音楽とデザインがそれぞれ独立し・互いの抽象性を損ねない、けど結びつきのある良い作品に仕上がると考えています。
さてこれを自分のバンドに当てはめると…お分かりでしょうか?全部知ってるんですよ。どういう気持でつくったかも、このメロディは何の場面を表しているかも(そりゃ私が作曲したんですから…)。すべて知った上で、一旦知らないふりをして自分の作った音楽を俯瞰で再分析、なんてことをしないとならなくなるのです。
「収録曲以外でデザインのヒントが欲しい!」こうなるともう頼れるのは新たに決まる"CDタイトル"しかありません。しかし今回はタイトル決めも難航…。入稿〆切の都合で、メンバーでのタイトル話し合いと並行してデザインを進めないとなりませんでした。何となく「場所の名前」をタイトルにしようという話にはなっていたので、そのイメージだけを頼りに描いていき、最終的に仕上がったその絵を見てCDタイトルを決定、という(期待とは反対の)流れでした。
今回のCDデザインは、Tシャツのデザインにも使おうとあらかじめ決まっていました。しかしどうしても出来上がったCDデザインをそのまま使うのが(構図的に)しっくりこず、ええいと描き直してしまいました。サコッシュもCDジャケットとは別のデザインですので、結局全グッズ違うデザインという気合いの入りように…なんだかんだで、今回3種類ともとてもお気に入りのデザインに仕上げることができました。ほんとは全部手に入れて見比べていただきたい気分です!
*******
デザインも音楽も生み出すことがいかに大変か…伝わってきます。
こちらのTシャツは、
Tシャツで応援コース、全部入りで応援コース
のリターンとなります。
渾身のグッズたち、お手元に届く日をどうぞ楽しみにお待ち下さいね!
それでは、次回の更新もどうぞお楽しみに♪