創作のひみつ〈2〉
vol. 14 2015-07-16 0
いよいよファンディングも佳境を迎えつつあります。最近は情報更新ばかりだったので、今回は創作のひみつの2回目。
前にも言いましたが、年間平均して6本ものDVD映画を監督として撮らせていただいています。今年はプロデュースを含め、もっと増えました。監督仲間に話すと最初はうらやましがられますが、予算を聞くなり「どうやってやってるの?」となります。今日はそんなお話から。
まずスタッフ兼任キャストが多いのは、仲間内ではよく知られた話。
これは「マンハンティング リデンプション」からはじまっています。その時、殺陣ができるということで、「ミッシング44」に出てもらっていた川奈龍平さんをキャスティング。川奈さんには本作「96分間」にも出演してもらってますが。
その時、もう1人、同じ事務所から殺陣のできる吉沢眞人さんに出ていただくことになりました(吉沢さんはその後「藁の楯」で新幹線の車掌役をやった方、印象に残っている方も多いのでは?)。最初川奈さんに殺陣の指導をしてもらおう思っていたのですが、川奈さんの推薦で、結局、吉沢さんに殺陣指導どころか、実質的なアクション監督をやっていただくことになりました。
さらに吉沢さんには「夜光華 銀座処女ホステス」でも、経験があるということで、出演兼任でクラブ女性の所作などを指導してもらったりしてお世話になっております。「越坂さん所は必ず何かついてくるんだよね」と言いながらも嬉々としてやっていただいた吉沢さんには感謝です。
今回出演いただいた白井さんにも、「裏麻雀美神列伝シリーズ」で麻雀指導を出演兼任でお願いしていたりしています。その時はシナリオの段階から相談にのっていただき、クランクイン前には写真でいろんな手をシミュレーションしてくださいましたし、編集時も事務所まで来ていただき、知恵を貸していただきました。大変ありがたかったです。
さらに、何と言っても「進撃の女人」の赤城というブロックのロボットが傑作でした。あれは白井さんデザインだったのです。できあがったのを見た時、思わず「おおーっ」と唸ってしまいました。
また、今ではスタッフ不足を補うかのように、演出部・制作部でのキャスト陣営のサポートによって、なんとか現場が成り立っております。本当に感謝の念でいっぱいです。
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