音楽本の面白さを広めたい！
第2回音楽本大賞をともに盛り上げてください！

第一次選考を通過した37作からさらに大賞の最終候補作を選ぶ第二次選考会を4月28日に開催し、4時間半におよぶ議論の末、以下の12冊に決定しました！　当初は10冊の予定でしたが、伯仲した作品があって絞り切れず、２冊増やすことにしました。

大賞受賞作は5月23日におこなう最終選考会で選出し、各選考委員の個人賞（この12作から選びます）とともに発表します。そして、6月6日（木）の夜に東京・六本木の「文喫」で授賞式を開催しますので、どうぞご期待ください！

また、第1回の昨年は多くの書店でフェアを展開していただきましたが、今年も充実した作品が揃いましたので、ご準備を進めていただけたら嬉しいです。

クラウドファンディングも5月31日23時59分まで実施しています。この賞を長く続けていくためにも、多くの方のご支援をお待ちしていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【二次選考結果＝大賞候補作（発売月順）】
岡島豊樹『地中海ジャズの歴史と音盤浴案内』 カンパニー社、2023年1月発売、定価：本体3000円（以下同） http://companysha.com/medjazz

堀朋平『わが友、シューベルト』 アルテスパブリッシング、2月、6000円 https://artespublishing.com/shop/books/86559-263-4...

金悠進『ポピュラー音楽と現代政治：インドネシア 自立と依存の文化実践』 京都大学学術出版会、3月、3600円 https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814004645.htm...

大谷能生『歌というフィクション』 月曜社、3月、3800円 https://getsuyosha.jp/product/978-4-86503-160-7/

阿部万里江／輪島裕介訳『ちんどん屋の響き 音が生み出す空間と社会的つながり』 世界思想社、3月、3500円 https://sekaishisosha.jp/book/b621496.html

浅井佑太『シェーンベルク（作曲家・人と作品）』 音楽之友社、4月、2300円 https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?...

鈴木聖子『掬われる声、語られる芸 小沢昭一と『ドキュメント 日本の放浪芸』』 春秋社、5月、2500円 https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393441701.htm...

松本直美『ミュージック・ヒストリオグラフィー～どうしてこうなった？音楽の歴史～』 ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、5月、2000円 https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB0110016...

ベンジャミン・ピケット／須川宗純訳『ヘンリー・カウ 世界とは問題である』 月曜社、6月、6000円 https://getsuyosha.jp/product/978-4-86503-164-5/

池辺晋一郎ほか（監修）『小学館の図鑑NEO　音楽』 小学館、11月、2400円 https://www.shogakukan.co.jp/books/09217227

中川克志『サウンド・アートとは何か　音と耳に関わる現代アートの四つの系譜』 ナカニシヤ出版、12月、3000円 https://www.nakanishiya.co.jp/book/b10044931.html

沼野雄司『トーキョー・シンコペーション　音楽表現の現在』 音楽之友社、12月、2200円 https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?...

※選考委員の方々＊：左から横川理彦さん、渡邊未帆さん、小室敬幸さん、松平あかねさん、毛利嘉孝さん。

2024年5月3日
音楽本大賞実行委員会
（鈴木茂、木村元、河西恵里、岸本洋和、沼倉康介、山崎圭資）