紙バインダーの試作
vol. 16 2020-02-17 0
こんにちは、un Jour和希です。
とてもよい印刷会社さんに出会え、仕様の細かい点をご提案いただきました。
両面マットPP加工に対応くださるということで、本当に丈夫で扱いやすい作りにできそうです。
で、雰囲気の要となる内側の紙の色を決定するべく、画材屋さんへ。
ご対応いただける紙の中で良さそうな色合いのものを購入して、出力して作ったダミーに貼り合わせてみました。実際は厚みがもっとあってしっかりしたものになりますが、ダミーはボール紙で。
上品で汚れも目立ちにくい。
ここに貼る紙はハードカバーの本でもそうですが、使う時はほとんど気にされないところ。でも実はとても丁寧に考えられている部分です。いろんな本を開いて扉がでてくる前の、一枚の「紙」、ちょっと注目してみていただくと、作り手の思いが感じられたりするのでオススメです。
話、それましたが。
うちのこ記録ノートはこのような色合いにすることにしました。すこし暖かみのある鼠色です。
今っぽくグレイッシュで、でも年月が過ぎても古っぽくもみえない、そんな質感に仕上げようと思います。
製品化への地道な道のりですが、印刷して、お届けして、手にとっていただける時を想像しながら楽しく作業を進めています。
un Jour和希