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INTERVIEW - 2016.04.13

ファンと一緒に創りあげる新しい手段は、ハイクオリティな音楽作りを実現する。

大阪でのボーカル&ダンスユニットを経て、ソロ活動を行ってきたシンガー、RYINA(りぃな)さん。1st ミニアルバム『君がいたから』の制作費用の調達にクラウドファンディングを活用しました。ニコニコ生放送などのメディアを積極的に活用してファン層を広げてきたRYINAさん、プロデューサーの阿妻諒さんにこれまでの活動を振り返ってもらいます。

大阪でのボーカル&ダンスユニットを経て、ソロ活動を行ってきたシンガー、RYINA(りぃな)さん。1st ミニアルバム『君がいたから』の制作費用の調達にクラウドファンディングを活用しました。ニコニコ生放送などのメディアを積極的に活用してファン層を広げてきたRYINAさん、プロデューサーの阿妻諒さんにこれまでの活動を振り返ってもらいます。

ワールドワイドな活動を見据えての再スタート


RYINAさんと、阿妻プロデューサー

―― RYINAさんは、幼いときからずっと音楽一筋だったそうですね。

RYINA:親族が昔ながらのカラオケを営んでいて、2歳のころからそこのステージで歌っていたのが私の音楽の原体験です。高校生のときからボイストレーニングを受けはじめ、大学に入りダンスボーカルユニットを結成しました。今回ミニアルバムをプロデュースしていただいた阿妻さんはその時にお世話になっていたんです。

―― 現在はソロで活動しているそうですね。

RYINA:ユニット活動はとても刺激のあるものだったのですが、メンバーがそれぞれに忙しく、はじめてのライブにこぎつけるまでに2年近くかかるような状態でした。自分はもっとたくさん歌いたいし、いろいろなことにも挑戦したいと思い、ソロのシンガー、明神りなとして活動を始めました。自分でCDを制作して、ライブハウスで手売りして、活動の場所も大阪から東京へ移して、ライブも年に120本以上行ってと、とにかく自分ができるなりに精一杯行っていたんですが、喉を痛めてしまいまして。そこで体調を整えるため活動を少しお休みし、改めて自分のやりたいことを考えていました。将来的にはワールドワイドに活動をしたいので、心機一転、RYINAと名前も改めて現在に至ります。

この休止の時期に大阪でお世話になっていた阿妻さんがじつは東京に活動の場所を移したばかりと知り、お願いしてプロデュースをしてもらうことになりました。第一線で活躍しているミュージシャンの方を紹介していただいたり、レコーディングの見学させていただくなど、音楽面のプロデュースはもとより、プロとして活躍するための知識も深めさせていただいています。

ニコ生で生まれた、ファンとの連帯感

―― 歌手活動再開に合わせて、ライブ以外にも活動を行われているそうですね。

RYINA:改名したこともあり、ブログやTwitterなどもすべて1からやり直すことにしました。そのときにあわせて始めたのがニコニコ生放送(ニコ生)です。

ニコ生はそれまでやったことはなかったんですが、ずっと興味があったんです。すでにニコ生で配信している友人がいたので相談したところ、いろいろ教えてもらって、2015年の3月16日に第一回の生放送をスタートさせたんです。

当初はリスナーさんは少なかったのですが、徐々に放送に来てくださるようになりました。ニコ生はコメントによるリアルタイムでコミュニケーションをとることができるので、ストリート・ライブをインターネットでやっているような感覚なんです。リスナーさんとの連帯感も生まれてきました。

阿妻諒:RYINAは歌はもちろんですが、話がとても上手、そしてどこか変、というかおもしろい。聞いているとうちに不思議と引き込まれてしまう魅力を持っているんです。そして、頑張っている姿がひたむきで思わず応援したくなる。ニコ生で人気が出たのはその部分も大きいと思います。それに、自分でメディアを作って、そこに見ず知らずの人まで引き込める力を持つアーティストはそうそういない。先日、ニコ生を見ていたらRYINAがランキングで1位になっていました。で、何日かしたらまた1位になっている。これって、けっこうすごいことじゃないかと。

ファンからの要望に答える形でスタートしたアルバム制作


ニコニコ生放送から

RYINA:1位になると、リスナーのみなさんが喜んでくれるだけでなくて、「どんなことをやっているんだろう?」と見にくるリスナーさんがさらに増えていくんです。そこから常連さんになっていく方も増えていくので、とても嬉しいです。そうしてニコ生でやりとりしていくうちに「CDを発売してほしい」というコメントを多くいただくようになりました。自分としても、RYINAとして音楽をきちんと発表したいという思いが強まり、制作を決意しました。

―― なぜ、そのアルバム制作でクラウドファンディングを利用しようと決意されたのですか?

RYINA:クオリティの高いものを作りたいと思ったからです。もちろん、工夫すれば自分のできる範囲でCDは作れることは知っていましたし、その経験もありましたが、胸を張って「この作品が私です」と言えるものを作りたかった。そのためにはプロデューサーの阿妻さんをはじめ、一流のミュージシャンさんやエンジニアさんのお力を借りたいと思いました。そうなると、やっぱり足りないのは資金なんですよね。自分の求めている音を作るのには100万円は最低かかる。自分だけで集めるのは非常に時間がかかります。

そんなとき、クラウドファンディングという方法があることを映像をやっている友人が教えてくれました。 MotionGalleryを選んだのは、その友人が制作資金を調達する手段に使っていたから。そして同じように音楽のプロジェクトで利用されている方も多かったからです。また、ファンのみなさんと作品づくりを一緒に制作できるという点に惹かれました。

阿妻:彼女はやると決めると早いんですよ。MotionGalleryに載せる動画を作るとか、リターンのためのグッズのデザインとか、思いついたらすぐに始める。その始め方も上手。彼女の周りにはいつも人が集まっているんだけど、ニコ生もクラウドファンディングも、その周囲の誰かがプロだったりしている。とても忙しいはずなのにどこで出会ってるの? と思ってしまう。

RYINA:今回のクラウドファンディングも、名のある雑誌で活躍されているカメラマンさんに自分を撮影してもらって、PVもプロの友人に撮影と編集、BGMは阿妻さんにお願いしたんです。

阿妻:彼女は作りたいものがきちんとあり、いつも真剣です。PVはそれに応えようとしてスタジオで徹夜作業が3日間くらい続きましたね。

ファンと一緒に作り上げたクラウドファンディングから、新しい出会いが生まれた


プロジェクトのリターン

―― その甲斐があって、1,415,000円もの資金が集まりました。

RYINA:はじめるにあたって、MotionGalleryで資金を集めているアーティストの方のページを見て研究して、Tシャツやタオルなど、ライブにも持ってきてもらえる特典を選びました、そのなかでデザイン候補を数案出して、ニコ生で視聴者の方と一緒に決めることにしました。スタートする前から「一緒にやっている」気持ちになれて、それがとても心強かったです。Twitterやブログで多く拡散していただけました。

クラウドファンディングって、まだ馴染みがない仕組みだと思うんですけれども、 ニコ生をこまめに行なって質問などもすぐに応えられるようにしたのもよかったかも。自分が本気でやりたいという思いが伝わったのか、ファンの方々がtwitterやfacebookでも積極的に情報を拡散してくれました。それも本当にうれしかったです。

また、 これまでのファンの方以外にも、MotionGalleryのサイトで私のプロジェクトを見て参加してくださった方もいらしたのは嬉しかったですね。クラウドファンディングを始めたことで、いままでのファンの方と絆が深まるだけでなく、新しいファンの方とも出会うことができた。これは新しい発見でした。

クラウドファンディングで生まれた嬉しい誤算


RYINA 1st Mini Album「君がいたから」CD

―― 当初はシングルの予定でしたが、ミニアルバムになったとのことですが

RYINA:当初の予定を上回る制作資金が調達できたので、曲数を1〜2曲から4曲に増やしてミニアルバムにしました。まずはダウンロード配信を行ってから、特典として参加者の方にお送りして、先日の3月16日、私がはじめてニコ生を配信した日に合わせて発売することができたんです。

阿妻:RYINAの多方面な可能性を感じられるように、異なる4曲で構成しました。すでにMotionGalleryのPVで使用した恋愛もの『ORANGE』、大阪で暮らす彼女のおじいさんへの思いを歌った『茜色に染まる前に』、そして今までの彼女のキャリアになかった洋楽的にアプローチした『All night long』、これはかなりぶっとんでいます。そして、RYINAのリクエストで、かつて大阪でプロデュースしていた時代に作った『君に贈るyell』。はやくライブでお見せしたいですね。

RYINA:『All night long』は、ファンのみなさんのことを思って私が詞を書いたものです。気持ちが届いてほしいな。

これからも最高のクオリティで音楽を届けたい

阿妻:インディーズだからこれくらいでいいだろう、メジャーだからここまでのものを作ろう、みたいな感覚は自分は好きじゃない。その感覚は二人とも共通しています。RYINAはキャラクターだけでなく、歌も人を引き付けるものがあるので、今後はもっとライブを増やして、生の歌声を届ける機会を作っていきたいですね。ジャケットのイラストもかなり描き直してもらったんですよ。

RYINA:『ORANGE』のなかに出てくる登場人物のイメージで描いてもらいました。ジャケットの表面と裏面で実は髪型や背景が変わっていたりなど、CDを買っていただいた方に楽しんでいただけるデザインにしています。

阿妻:おかげで、ジャケットだけでは終わらせたくないなあと思うくらい、曲の世界観とイラストがばっちり合いました。

―― 今後はどのような活動を行う予定でしょうか?

RYINA:まずはライブを行って、生で私の歌を聴いていただける機会を作っていきたいです。

阿妻:そして曲数を増やしていき、コンスタントにワンマンライブを続けていけるようにしたいですね。

RYINA:そのためには、まずはRYINAを知ってもらうこと。ニコ生でもさらに精力的に活動して、音楽をみなさんに届けていきたいと思っています!

アーティスト情報

RYINA Official Homepage
http://ryina-official.jimdo.com/

RYINA Online Shop
http://ryina.theshop.jp/


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この記事を書いた人

MotionGallery編集部

MotionGallery編集部です。

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