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PICKUP - 2015.11.19

平田オリザ×石黒浩研究室によるアンドロイド演劇「さようなら」劇場公開!!

2013年1月、MotionGalleryでのクラウドファンディングで応援いただいた「さようなら」が、いよいよ劇場公開されます!第28回東京国際映画祭【コンペティション部門】にも出品された話題作!北海道から沖縄まで18劇場にて順次公開されますので、お見逃しなく!!!

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2013年1月、MotionGalleryでのクラウドファンディングで応援いただいた「さようなら」が、いよいよ劇場公開されます!第28回東京国際映画祭【コンペティション部門】にも出品された話題作!北海道から沖縄まで18劇場にて順次公開されますので、お見逃しなく!!!
以下にメディア掲載記事からの厳選情報をご紹介しますので、作品の魅力を感じていただければと思います。そして、是非劇場に足をお運びください!

MotionGalleryでクラウドファンディングを実施し見事達成!

本作「さようなら」は、映画化のための費用をクラウドファンディングし、見事目標金額の80万円を上回る応援を集めました!皆様の応援が、映画界にひとつの先鋭的な作品を生み出すことができました!

クラウドファンディング完了から2年。この長い年月を掛けて醸成された珠玉のアート映画は、本当にクラウドファンディングという形だからこそ誕生した作品ではないでしょうか?!

映画『さようなら』はひとつの小さな実験場だと考えています。

 今回出品する長編映画企画「さようなら」はいわゆる「原作モノ」ではありますが、それはわずか20分弱の実験的(かつ先鋭的な)演劇作品です。

死にゆく女性とアンドロイドをひたすらに見据えた、ストレートプレイとしての物語性の極端に希薄な内容になると思います。つまりそれは、極めて商業ベースに乗りにくい作品です。しかし、私は今だからこそ作っておくべき作品だと確信していますし、こういった映画が健全な資金運営のもと製作し公開できたとすれば、それは貴重な前例となるはずです。
(MotionGalleryプロジェクトページから)

主演は、”難民ターニャ”を演じる、米国出身のブライアリー・ロング

この映画『さようなら』で主演を務めるのが、平田オリザ率いる劇団「青年団」に所属しているブライアリー・ロングさん。米ワシントンDC生まれ。
オックスフォード大で、日本の古典文学を専攻し、卒業とともに来日。
深田監督とは映画『歓待』(深田監督。平成22年)にも出演た時からの関わりで、そこから舞台だけでなく映画の中で演じる事にも興味を持ったとの事。

オックスフォード大学に入ってからは、日本の古典文学を専攻していました。卒業論文は日本の現代演劇について書きました。3年生の夏に実際に日本に来て、イギリス人の演出家の演出助手として、俳優座劇場でシェイクスピアの作品に関わっていて、その間に色んな日本の現代演劇を観て、そうした中で劇団青年団を主宰する平田オリザさんとも知り合ったんです。演劇評論家の扇田昭彦氏のアドバイスを受けて、日本の現代演劇にとても大きな影響を与えた、平田オリザさんと野田秀樹さんについて卒業論文を書きたいと思いました。イギリスに戻って大学の勉強を続けながら、舞台を記録したDVDを観たり、インタビュー記事を読んだりして卒論を書き上げました。そして大学を卒業したら東京で演劇の仕事をしたいと考えるようになりました。その時に青年団の新人募集があったので応募して、そして大学卒業してすぐに青年団に入るため日本へ引っ越しました。
その頃ちょうど、深田晃司監督が映画『歓待』(2011)の準備に入っている頃で、作品の中の外国人役を探していたんです。深田さんは青年団に入る外国人の子がいる事を知って、私が日本に来る直前に深田さんから「日本に来たら、良かったらオーディションを受けてみませんか?」という連絡を頂きました。飛行機の中で『歓待』の脚本を読んで、すごく面白いと思ったんです。それで、東京に着いてすぐに深田さんにお会いしました。オーディションに受かって、日本に来て一ヶ月も経っていない内に人生初の映画に出演する機会を与えられました。舞台役者をやるために日本に来たんですけど、一番最初に関わった作品がなぜか映画だった訳です(笑)。撮影があまりにも楽しくて、映画の魅力を知りました。そのお陰で映像にも出たいと思えるようになりました。
(引用:LOAD SHOW カルチャーサイト)

詳細は、♯50「映画と私」ブライアリー・ロング(女優)

本作では、難民として世界に散り散りになっていかざるを得なくなった日本の中に、取り残された外国人のターニャを演じた。このターニャは二重の意味で”難民”というアイデンティティを背負い、その中で、永遠の命を持つアンドロイドと共に自身の死と向き合うという難しい役に挑んでいます。

史上初!アンドロイドが映画祭の“女優賞”候補に

出演するアンドロイド・ジェミノイドFの演技への評価が高く、映画祭などで女優賞に輝くかもしれないと噂されていた今作。「東京国際映画祭」においても、「最優秀女優賞」にノミネートされていました!が、今回は惜しくも落選してしまいました。 しかし、今作における実績はこれからの映画界に新しい可能性を提示したことでしょう!
アンドロイド“ジェミノイドF”の「東京国際映画祭」落選についてのコメントです。

演技力を磨いて、また東京国際映画祭に戻ってきたい。人間同士の演技とは一味違う、人間とアンドロイドによるお芝居をお楽しみください

詳細記事は、ガジェット通信へ

アンドロイドだから表現できる人間らしさ

人間と本物のアンドロイドの“世界初”の共演ということで、製作スタッフたちにも色々な思いあがあったようです。会見での深田晃司監督、主演のブライアリー・ロング、アンドロイド「ジェミロイドF」を開発した大阪大学の石黒浩氏のコメントからは、アンドロイドを起用するからこそ表現できる人間の生々しさ…など、興味深い言葉が。アンドロイドの演技にますます期待が高まります。

石黒浩氏「これまで映画でCGや部分的に使われることはあったと思うが、アンドロイドがすべてを演じるのは初めてのこと。アンドロイドは時に人以上に人らしくなり、人間を生々しく表現できることがある。アンドロイドの映画ができたのは歴史に残ることでは。」

深田晃司監督「演劇では、映画で描いた原発事故や南アフリカのエピソードは出てきません。連想ゲームのようにイマジネーションを膨らませました。死を知らないアンドロイドと自分の死を知る女性の関係にひかれた。死にゆく女性の孤独を映画で表現するために、死にゆく世界を作ろうと思った。一番リアルな設定として、日本が滅びゆく状況を描くとき、原発の同時爆発を考えた」

ブライアリー・ロング氏「アンドロイドを使うことは、感情を外側から内面を表現すること。今後、アンドロイドが主演女優賞にノミネートされたらおもしろい。形でどれくらい表現できるのかが疑問を呈されると思います」

詳細記事は、映画.comへ

映画「さようなら」のみどころ

映画.comでは、映画の見どころについて詳しく紹介されています。こちらを読めば、革新的な実験映画「さようなら」をますます観たくなることは間違いないでしょう。

— 人間と「本物のアンドロイド」の“世界初”の共演作
本作が異彩を放つのは、人間をサポートするアンドロイド役として、アンドロイド研究の世界的な権威である大阪大学教授・ATR 石黒浩特別研究所客員所長の石黒浩が開発した本物のアンドロイド「ジェミノイドF」が出演していること。石黒は、バラエティ番組「マツコとマツコ」に登場したマツコ・デラックスを模したアンドロイド「マツコロイド」の制作者でもあるのだ。

— メガホンをとったのは世界的評価を集める深田晃司監督
監督を務めた 深田晃司は、10年の「歓待」で東京国際映画祭・日本映画「ある視点」部門作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞したほか、13年の「ほとりの朔子」(二階堂ふみ主演)でナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞のダブル受賞、タリン・ブラックナイト映画祭最優秀監督賞を受賞した人物。海外から熱い視線を集める気鋭の映画監督だ。

— 原作は世界が注目する平田オリザによる「アンドロイド演劇」
原作は、劇団・青年団を主催し、日本を代表する劇作家として知られる 平田オリザが、石黒浩氏と共同で進めてきたアンドロイド演劇プロジェクト「さようなら」。人間の俳優とロボットを舞台上で共演させるという画期的なプロジェクトはヨーロッパや北米、アジアなどでも上演され大きな話題に。10年の初演ではわずか15分の演目だったにも関わらず、その完成度は世界に衝撃を与えた。

— 静かに崩壊していく世界をとらえる圧倒的な映像美
目まぐるしくカットが切り替わり、スピーディに物語が進んでいく昨今の映画のスタイルとは逆行するかのような、たっぷりとした余韻を含みつつ、静かに物語が進行していくのが本作。最初は驚くかもしれないが、それは移ろいゆく時間や光を捉え、静かに崩壊していく世界を表現していることに気づくはずだ。どこか神々しくもある、圧倒的な映像美から目が離せない

— 東京国際映画祭コンペ部門に選出された程のクオリティ
東京国際映画祭では、受賞経験に加え、アジアの風部門の審査委員を務めた経験を持つ深田監督。本作では、コンペティション部門に選出されるという快挙を達成した。さらにアンドロイド・レオナ役を演じたジェミノイドFが、最優秀女優賞にノミネートされるサプライズも。作品、そしてアンドロイドの演技が確かなクオリティを備えているという証明だ。

詳細記事は、映画.comへ

作品に寄せられたコメント

いち早く映画を鑑賞された方々からのレビューや情報をSNSから集めてみました。こちらからも満足度が高いことが伺い知ることができます!

映画について

上映詳細情報

《公開日時》2015年11月21日 (土)より全国ロードショー
《劇場》オフィシャルサイトをご確認ください

【映画オフィシャルサイト】 http://sayonara-movie.com/

ストーリー

人間とロボットの境界とは、 人間にとって、ロボットにとって、"生"とは、そして"死"とは・・・。

80年代終わりに劇団青年団を旗上げし、革新的な「現代口語演劇理論」を掲げ、その後の演劇シーンを刷新した平田オリザ。その天才が21世紀に辿り着いた記念碑的作品『さようなら』。世界で初めてアンドロイドと人間が共演し、国内外に衝撃を与えたこの傑作が長編映画として、また新たな冒険を開始します。

原子力発電施設の爆発によって、放射能に侵された近未来の日本。国土の約8割という深刻な放射能汚染により、政府は「棄国」を宣言。計画的避難体制の下、国民は徐々に国外へと避難することとなっていた。そうした光景を横目で見ていたのが、避難優先順位が下位のために街に取り残されたままの南アフリカ難民ターニャ(ブライアリー・ロング)と、病弱な彼女を幼いころからサポートしてきたアンドロイドのレオナ(ジェミノイドF)。友人の佐野(村田牧子)、恋人の敏志(新井浩文)らが、ターニャたちのもとを訪れては通り過ぎていく。ほとんどの人々が消えていくなか、ターニャの身体は病にむしばまれていき、ついに最期の時を迎えることになるが……。

自然と光の美しさを圧倒的な映像美で映し出しながら、本作は「生と死」という誰もが避けられない永遠のテーマを見つめていく。人間という命に限りがある存在と、アンドロイドという永遠を生きる存在の対比を目撃することによって、見る者は生きることとは何か、死とは何か、そして時間とは?と考えられずにはいられなくなる。ターニャの最期の時をレオナが見つめる終盤のシーンは、舞台では不可能な映画ならではの表現が駆使される。大きな余韻が待つラストシーンとあわせて、あなたの心に何かを残すのは確かだろう。

スタッフプロフィール

原作 平田オリザ Oriza Hirata

 1962年東京生まれ。劇作家・演出家・こまばアゴラ劇場芸術監督・劇団「青年団」主宰。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授。四国学院大学客員教授・学長特別補佐。

 1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2002年『芸術立国論』(集英社新書)で、AICT演劇評論家賞受賞。2003年『その河をこえて、五月』(2002年日韓国民交流記念事業)で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ受勲。その戯曲はフランスを中心に世界各国語に翻訳・出版されている。

 2002年度以降中学校の国語教科書で、2011年以降は小学校の国語教科書にも平田のワークショップの方法論に基づいた教材が採用され、多くの子どもたちが教室で演劇を創作する体験を行っている。2009年鳩山内閣にて内閣官房参与に就任し、所信表明演説の執筆などに関わる(2011年9月退任)。

テクニカルアドバイザー 石黒 浩 Hiroshi Ishiguro

 1963年滋賀県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授・ATR石黒浩特別研究室室長(ATRフェロー)。工学博士。社会で活動できる知的システムを持ったロボットの実現を目指し、これまでにヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットであるジェミノイドFなど多数のロボットを開発。

 2011年大阪文化賞(大阪府・大阪市)受賞、2012年志田林三郎賞(総務省)受賞。 「世界が尊敬する日本人100人」(ニューズウィーク日本版/2009年)に選出など、最先端のロボット研究者として世界的に注目されている。

脚本・監督 深田晃司 Koji Fukada

 1980年東京生まれ。映画美学校3期フィクション科修了後、02年から04年までに長短編3本の自主映画を監督。06年、東映アニメーションより『ざくろ屋敷 バルザック「人間喜劇」より』を発表、パリKINOTAYO映画祭にて新人賞受賞。09年、長編映画『東京人間喜劇』を発表。同作はローマ国際映画祭、パリシネマ国際映画祭に選出、シネドライヴ2010大賞を受賞。最新作『歓待』で第23回東京国際映画祭日本映画「ある視点」部門作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画賞、TAMA映画祭最優秀新進監督賞を受賞。05年より劇団青年団演出部に所属、以後現代口語演劇を横目に映画制作を継続している。

 11年には、こまばアゴラ劇場で初の映画祭を青年団俳優とともに企画開催した。

 現在 最新作は、『歓待』に続き杉野希妃とタッグを組んだ『ほとりの朔子』(二階堂ふみ・鶴田真由・太賀・古舘寛治出演)。脚本・監督を担当。


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この記事を書いた人

MotionGallery編集部

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