2005年に始まり2015年春に幕を閉じた東京工芸大学芸術学部アニメーション学科の「古川タク研究室(タクゼミ)」。ここから生まれた10年分の作品を一同に集めて公開する『古川タクの教え子展』。
目標金額の200%をも越える341,000円もの応援を集め、見事クラウドファンディングを成功させた『古川タクの教え子展』がついに開催されています!
教え子達の思いの詰まったグループ展!
2005年にスタートしたタクゼミは今年の春に古川タク先生が大学を離れることになり、10年の歴史を持って幕を閉じました。
そこで、1期生の上甲トモヨシの呼びかけにより、先生への感謝と、その繋がりを大切にする節目として展覧会の企画が始まりました。
(出展:プロジェクトページから)
何を隠そう、2003年4月に日本初となるアニメーション学科が開設されたのが、東京工芸大学芸術学部。そのアニメーション学科に、2005年、アニメーション作家・イラストレーター・絵本作家・漫画家である 古川タク先生による研究室は誕生しました。
このゼミでアニメーションを学んだ生徒は100名にも及ぶとの事で、現在の日本のアニメーション界に多大な影響を与えている”タクゼミ”。
今回のグループ展に参加される作家の方々の豪華な顔ぶれからも、”タクゼミ”出身者の中からはテレビや劇場のアニメーションを手掛けたり、海外で活躍したり、作家として活躍したりと多くの才能にあふれた人材が誕生して来た事が見て取れます。
そんな”タクゼミ”は、10年の節目にゼミが閉じる事になりましたが、それまでの10年間の軌跡をしっかりと形で示そうと、教え子達が集まって企画し、クラウドファンディングで資金を集め、実現させたこのグループ展。先生と教え子の絆や期をまたいだ教え子同士の絆の強さを感じずには居られない、そんな熱い想いが詰まったグループ展になりました。
『古川タクの教え子展』概要
会期 2015年8月24日(月曜)~29日(土曜)
場所 アートスペースキムラ・アスク/ASK?(2F) & ASK?P(B1F)
住所 104-0031 東京都中央区京橋3-6-5木邑ビル2F/B1F
URL http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask
☆上映
・教え子たちによる在学中に制作した作品から卒業後の作品の上映。
・企画作品・オムニバスリレーアニメーション『Moving Colors』を発表・上映。
☆展示
・上映作品に関わる展示物(絵コンテや資料、動画など)
・上映作品以外の展示物(イラストレーションなど)
☆トークショー
・古川タク氏とタクゼミ出身作家によるトークショー
☆グッズ販売
・展覧会限定販売同人誌「タクゼミマガジン」(1,000円)
・企画作品オムニバスリレーアニメーション「Moving Colors」Blu-ray Disc(2,000円)
・参加作家によるオリジナル商品(作品集DVDや雑貨など)
インタビュー動画
古川タク先生インタビュー
教え子インタビュー
開催中の『古川タクの教え子展』の模様をご紹介!
銀座にも程近い、京橋駅/宝町駅直ぐのアートスペースキムラ・アスク/ASK?で開催されている、『古川タクの教え子展』。
初日は古川タクさんと教え子(上甲トモヨシ、一瀬皓コ、植草航、久保亜美香、キム・ハケン、金子祥之)によるトークショーも開催されました!
トークショーの後には、コレクター特典『オープニングパーティー』が開催され今回のクラウドファンディングでコレクターとなった皆様のお名前がクレジットされたオープニングアニメーションと今回の展覧会のために制作をした『Moving Colors』の特別上映がありました!
オープニングパーティーの会場となった二階ではタクゼミ在学時代の作品(3年次&卒制)地下では卒業後作品(大学院作品&仕事&自主制作)を年代順に上映を行なっているとの事で、10年分のタクゼミ歴代作品をまとめてご覧いただける貴重な機会となっております。
また、会期最終日の29日は2階にて一瀬皓コと植草航を中心としたライブペイントが開催されます!是非是非会場に足をお運びください!