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INTERVIEW - 2015.08.26

釜ヶ崎のおじさんたちとヨコハマトリエンナーレへ! 「ココルーム」上田假奈代さんに聞く、”自分のことばで美を語る”ということ

大阪・西成区の釜ヶ崎は、“寄せ場”と呼ばれる日雇い労働者のまち。東京・山谷、横浜・寿町とともに“日本三大寄せ場”といわれるなかでも、釜ヶ崎は日本最大の寄せ場として知られています。

大阪・西成区の釜ヶ崎は、“寄せ場”と呼ばれる日雇い労働者のまち。東京・山谷、横浜・寿町とともに“日本三大寄せ場”といわれるなかでも、釜ヶ崎は日本最大の寄せ場として知られています。

寄せ場は、日本の高度経済成長を支える労働者を供給するまちでした。しかし、経済成長の停滞とともに求人は減少の一途をたどり、今では、高齢化した労働者の“おじさんたち”が仕事もなくホームレス状態になる事例も多くなっていきます。

この釜ヶ崎で、アートのNPO法人「 こえとことばの部屋(以下、ココルーム)」を運営し、「インフォショップ・カフェ ココルーム(以下、カフェ ココルーム)」という喫茶店を営む、詩人の上田假奈代さんは、おじさんたちのことをお世話になった人を慈しむような声色で語ります。

私は、まさにこのおじさんたちが支えてきた高度経済成長期のまっただなかに生まれ、その恩恵にあずかってきた世代なんです。

ココルームは、2012年に釜ヶ崎のおじさんたちと芸術をともに学び合う場「 釜ヶ崎芸術大学(以下、釜芸)」を開校。さまざまな場と作品を生み出してきました。

ところが2014年、3年目を迎えた釜芸は大きな転機を迎えました。なんと、釜芸が現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ」に招聘されたのです。

「行くなら、おじさんたちと一緒に行きたい。でもお金が足りない…」。上田さんたちは「 MotionGallery」でのクラウドファンディングに挑戦。みごと300万円の目標金額を達成して、みなとみらいへと乗り込んだのです。

一筋縄ではいかない講師と学生が学び合う「釜ヶ崎芸術大学」

カフェ ココルーム。取材に訪れた日は、陽気なおじさんが遊びにきていて、上田さんは「私、この人のおかげでちっとも仕事が進まないの」と笑っていた

おじさんたち、ふらりと立ち寄る旅人、居場所をなくした若者……ココルームでは、毎日のように現れる小さな課題を抱えた人たちと対話をし、一緒になにかをつくることをつづけてきました。

釜ヶ崎で暮らしているおじさんたちの“課題”は、仕事がないと「やることもなく、話す人もいない」と朝からお酒を飲んでしまいやすいこと。やがて、仕事をもらえない年齢に達すると、孤立を深めてやけ酒を飲んで日々をやり過ごす……という人も少なくありません。

孤独に、社会から排除されたまま生きているおじさんたちの状況に立ち会いながら、上田さんがふと思い出したのが、2010〜2011年にかけて開かれた「釜ヶ崎大学」という企画。そして、そこでおじさんたちが学ぶ姿でした。

>>続きは、greenz.jp連載『クラウドファンディングのその後』へ


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