先月、まちづくりやコミュニティデザインの取り組みを紹介するウェブマガジン「マチノコト」が主宰した、アートプロジェクトツアー企画の初開催が、横浜トリエンナーレを舞台に行われ、その模様のレポートが、「マチノコト」及び「ハフィントン・ポスト」に掲載されております。
記事によると、ツアーの行程はBankART Studio NYK ⇛ 横浜美術館 ⇛ 黄金町バザール
と、新港会場を除き、横浜トリエンナーレの関連イベントを含む全てのエリア。それぞれの土地とアートの関係性についての充実したレポートとなっておりますが、作品展示に関しては「釜ヶ崎芸術大学」にフォーカスしてレポート頂いております!
(http://www.machinokoto.net/machinokoto-art-tour-in-yokohama-photo/)
釜ヶ崎芸術大学はヨコハマトリエンナーレ出場のための旅費と、三年目の資金をクラウドファンディングサイト「MotionGallery」で募っていたことも人々の話題となりました。
取り組み自体にも、お金の集め方と使い方にも、そして釜ヶ崎芸術大学の活動がトリエンナーレを訪れるような人々の目に触れたことにも。様々な点から注目の展示でした。
(出展:マチノコト)
記事でも言及頂いている通り、「釜ヶ崎芸術大学」、そして「釜ヶ崎芸術大学」のクラウドファンディングは、地域性と芸術の関係性・お金と芸術の関係性・作家と芸術の関係性、と多くの視点から考えさせられる非常に示唆に富んだ展示となっておりました。
因みに記事の中では、2012年開催に向けてMotionGalleryでクラウドファンディングを行った「黄金町バザール」
についても黄金町バザール2014ゲストキュレーター・原万希子さん先導でのツアーの模様と共に大きく掲載されておりますので、是非ともそちらもご一読下さい!
今回クラウドファンディングも横浜トリエンナーレでの展示も大成功となった「釜ヶ崎芸術大学」ですが、今回横浜で展示を見た方が「ココルーム」にも足を運び、釜ヶ崎が忘却から脱却していく、そんな展開を願っております。