第29回を迎える、今年の東京国際映画祭は、2016年10月25日(火)~ 11月3日(木・祝)の10日間、六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区) ほか 都内の各劇場で行われます。
1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生した東京国際映画祭は、日本およびアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭となっており、これは即ち日本映画が世界に発信されるとても重要な舞台でもあります。
そんな東京国際映画祭に、日本を代表する作品として、MotionGalleryでクラウドファンディングを行い制作された作品が4作品もセレクションされました。ファンの熱い応援の基に誕生した作品が、東京国際映画祭というハレの舞台で華々しい賞賛を浴びる。そんな映画体験が更に広がって来ました!
第29東京国際映画祭開催!今年はMotion Galleryから4作品が選出!
今年のMotionGalleryは3部門4作品!
是非是非、今年の東京国際映画祭にも足をお運び頂き、応援頂いた映画の晴れ舞台をお楽しみください!
アジアの未来部門
アジア(日本・中東地域を含む)の新鋭監督が競い合うコンペティション部門です。
半野喜弘監督『雨にゆれる女』
パリを拠点に世界で活躍し、ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクー等世界の名匠を魅了してきた音楽家・半野喜弘、渾身の監督デビュー作。14年前のパリで、まだ俳優になる前の青木崇高と半野喜弘が出会い本作は生まれた。青木崇高初の長編単独主演作。ヒロインに期待の若手女優・大野いと。本名を隠し、別人としてひっそりと暮らす男。ある夜、突然男に預けられた謎の女。本当の姿を明かさないままふたりは次第に惹かれ合っていくが、お互いの隠された過去が明らかになる時、哀しい運命がふたりを待ち受けていた――。濃厚な色彩、優美な旋律、登場人物の息づかい…現代の日本映画には稀な質感の映像で紡ぐサスペンスフルな愛の物語。
日本映画スプラッシュ
活気づく日本のインディペンデント映画から、とりわけ個性が強く、独創性とチャレンジ精神に溢れる作品を紹介します。
今泉力哉監督『退屈な日々にさようならを』
映画監督3人といくつかの死、その周辺の恋愛事情や宗教などを通して〈人が死ぬとはどういうことか〉について独自の視点で描く今泉力哉監督最新作。監督の地元・福島と現在住む東京で撮影。
UPDATE:vol.23
第29回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門にてワールドプレミア上映決定!
https://motion-gallery.net/projects/bore2016/updat...
中村祐太郎監督『太陽を掴め』
吉村界人×浅香航大×岸井ゆきの、新鋭・中村祐太郎監督が描く、89分間の“真っ赤な青春群像劇”。 心揺さぶる激唱で伝える、ヒリつくように純真な「青春×音楽」映画が誕生!
UPDATE:vol.19
東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にてワールドプレミア決定!!
https://motion-gallery.net/projects/taiyouwotsukam...
Japan Now
今の日本映画が持つ大きな可能性と意欲を、国内外に発信する部門です。特集では、その映像美学が称えられる岩井俊二監督を取り上げます。
濱口竜介監督『ハッピーアワー』
30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。純の秘密を知るまでは。純の事情を思わぬ形で知った彼女たちの動揺は、いつしか自身の人生をも大きく動かすきっかけとなっていく。つかの間の慰めに4人は有馬温泉へ旅行へ出かけ楽しい時を過ごすが、純の秘めた決意を3人は知るよしもなかった。やがてくる長い夜に彼女たちは問いかける。…私は本当になりたかった私なの?
皆さまの応援が、作品を檜舞台へ!
昨年の東京国際映画祭ラインナップ発表時に、
海外では今、その国を代表する映画祭でも、クラウドファンディング発の映画作品がかなりの数がノミネートされる様になる等、クラウドファンディング映画の存在感がが高まって来ています。
2015年のサンダンス映画祭(米)では、全体の10%以上のシェアとなる、17作品がKickstarterでのファンディングを通して誕生した作品となりました。
と、世界規模で、クラウドファンディング作品が映画祭に大きな影響を及ぼしている事をお伝えしましたが、作品の東京国際映画祭7作品に続き、今年も4作品と多くの作品が、MotionGalleryで皆さまの応援を集め、檜舞台に立つこととなりました。
ファンと作品との幸せな関係性が、この様に例年国際的な舞台に披露される事は、映画の新しい未来の様にも感じられます。
MotionGalleryはこれからも、皆さまと共に、作家性の溢れる映画を応援していきます!!