「トークバック 沈黙を破る女たち」 多様な背景を持つ人々を制作に巻き込む映画
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/24/talk-back-out-loud_n_5024832.html
アメリカ・サンフランシスコで、元受刑者とHIV陽性者の女性たちが自分たちの体験を演劇として表現する、アマチュア劇団に密着したドキュメンタリー「トークバック 沈黙を破る女たち」が3月22日に公開された。ネットで支援を募るクラウドファンディングで制作費を集め、その支援者や日本のHIV陽性者、薬物依存者らに完成前の作品を見てもらい、意見を反映させる「ワーク・イン・プログレス試写」という取り組みで完成させたこの映画。テーマでもあり、タイトルでもある「トークバック」には、沈黙を破り「声をあげる」ことや、人々と「呼応しあう」という意味が込められている。映画を見て完結するのではなく、鑑賞を終えた人が彼女らの声に呼応することこそ、監督である坂上香さんのねらいだ。
(出展:ハフィントン・ポスト)
劇場公開前から、本作品のテーマ性への高い注目・共感が集まっており、MotionGalleryでのクラウドファンディングも330万円を超える結果となりましたが、「ワーク・イン・プログレス」という新しい製作手法にも関心が集まっている事が伺える記事となっております。
そう考えますと、
・資金調達=クラウドファンディング
・製作過程=ワーク・イン・プログレス
と、正にハフィントン・ポストの記事の通り「トークバック 沈黙を破る女たち」は、”多様な背景を持つ人々を制作に巻き込む映画”そのものなのかもしれません。