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NEWS - 2016.09.20

何でもすぐにバレてしまう時代だからこそ、正直な人が応援される。デビュー25周年の宍戸留美さんに聞く、ミュージシャンとクラウドファンディングの可能性。

​18歳の頃からフリーランスとして音楽活動をしている宍戸留美さんは、2015年にデビュー25周年を迎えました。

18歳の頃からフリーランスとして音楽活動をしている宍戸留美さんは、2015年にデビュー25周年を迎えました。芸能活動のきっかけは、15歳の時にCMオーディションで8万5000人の中からグランプリに選ばれ、「コズミック・ランデヴー」でアイドル歌手としてデビューしたことでした。現在は歌手と声優の活動を軸に、津田大介さんとの番組の司会や日刊サイゾー記事でのカメラマンなど幅広く活躍しています。そして昨年、25周年を記念したCDアルバムと写真集の製作費をMotionGalleryで募り、350万円の目標を見事超え、約430万円を達成!現在はプロモーションに向けて2度目のチャレンジ中です。

完成した9枚目のアルバム「東京幻想曲集」の発売記念ライブを終えたばかりの宍戸さんは、「もっとクラウドファンディングが当たり前の世の中になって欲しいんです。」とにっこり笑います。前回チャレンジして何が起こってどんなことを思ったのか?ミュージシャンとクラウドファンディングの可能性についても話しを伺いました。

話題となった支援金の使い道は、1円単位で掲示

―1度目は350万円の目標金額に対して、430万円の資金が集まったそうですね。

ルンルン:本当に、やってよかったです。もともと達成しなくてもアルバムは出そうと思っていたので、少しでも制作の足しになれば…!という思いで始めました。結果としてたくさんの方に応援頂け、25周年の記念になる作品を完成させることができました。

―支援金の使い道が明確で驚きました。

ルンルン:あのページについてはたくさん問い合わせを頂きました。もし私が応援する側だとしたら、自分の出したお金が何に使われるのかわかった方が良いと思ってしっかり調べましたね。雑誌やWEBの広告費は意外とすぐにわかったのですが、改めて金額の高さに驚きました…。


完成した2種類のジャケット

―作品作りはいかがでしたか?

ルンルン:達成したお蔭で予算ができたので、作品作りは本当に嬉しかったですね。アルバムはジャケットが2種類あって、撮影もスタイリストさんやヘアメイクさんにお願いできたりと、今までの自主制作では難しかったことを叶えることができました。写真集のデザインにもこだわって、紙質を16ページごとに変えたり、印刷工場を見学したりもして工場の方に驚かれましたね。そして「良いものを作りたい!」という思いでデザインや特典グッズをつい豪華にしてしまい、制作には自分でもそれなりの額のお金を追加でつぎ込みました。なのでクラウドファンディングで目標金額を達成した勢いのままに、作品づくりやリターン制作をしてしまうと危険です!とこれから始める人にお伝えしたいです(笑)でもお蔭で素敵な仕上がりの作品ができたので、たくさんの人に届いて欲しい気持ちでいっぱいです。


UPDATE#33「工場見学♫」から

―2度目の募集はどういった経緯で?

ルンルン:せっかく素敵な作品ができたので、今後は作品を広めるための活動をしたいと思っています。きっと「またやってる!」って思われるんだろうなとは思いますが、今回はプロモーションビデオの制作や地方へのライブ活動のための募集になります。

この間は福岡でライブがあったんですが、お客さんはアイドル時代からファンでいてくれる60代の方や、声優からファンになってくれた中学生や若い女性の方など幅広くて嬉しかったですね。実はライブのステージからお客さんの顔は結構はっきり見えているので、こういう人達が聞いてくれてるんだな~と知ることができるんです。それって音楽活動のとても励みになるんですよ。そしてCDや写真集といった作品があると、手渡しで「ありがとう」の言葉を伝えられるので、できる限りいろんな地方へ行きたいなと思います。」

正直な人が応援される時代

―宍戸さんは18歳からフリーランスとして活動されていて、それは今も変わらず?

ルンルン:そうです、事務所に所属せず全て一人で対応しています。当時は今と違って携帯電話もない時代だったので、問い合わせは家電とFaxで対応していました。

私はもともと「一人でやっていくぞ!」という気持ちが強かったので、最初はクラウドファンディングというシステムを理解しても、人からお金で支援して貰うことには少し抵抗があったんですね。

でも25周年記念ということが気持ちの後押しをしてくれて、どきどきしながら募集に至りました。募集の詳細ページも書き上げるまでに2ヶ月かかりましたが、応援してくれる人に対して誠実な内容を心掛けました。

今の時代って何でもすぐバレる時代だと思うんです。特に嘘はすぐにバレてしまいますよね。だからこそ、正直な人が応援されるのかなって思います。

ミュージシャンとクラウドファンディングの可能性

―MotionGalleryはお友達のミュージシャンが使っていたことがチャレンジするきっかけになったそうですね。ミュージシャンの方はクラウドファンディングとの相性は良いですか?

ルンルン:ミュージシャンに限らず、なにか物を作る人は支援の御礼に作品で返すことができるので、応援してくれる人と良い関係が作れると思います。なぜなら、クラウドファンディングは支援が必要な本人が募集をかけて、集まったお金の使い道も報告されるので全てがオープンですよね。そしてリターンを通じて応援してくれた人と直接つながる機会もあるので、プロジェクトの内容やライブの演出についても応援してくれた人のニーズを反映することにも繋がります。なのでお互いとてもクリアな関係を築けると思うんです。MotionGalleryでは応援する人のことをコレクターと呼ぶことも素敵ですよね。

私は今まで声優で稼いだお金を全て音楽につぎ込んで、 作品作りのための時間を確保してきました。音楽活動をするためには、継続的に作品を発表したりライブをすることが大切だと思うんですね。


大阪での弾語りライブの模様。今回のクラウドファンディングでは、全国各地でライブを行う構想も実現に近づきます!

なので音楽をするためにたくさんアルバイトをして余裕がなくなっている人から相談を受ける度に、私がお金持ちの社長になってその人たちの活動支援をしたい!という衝動に駆られていました。でもそれってクラウドファンディングがあれば叶うことだと、身をもって知れました。 クラウドファンディングがあれば、アルバイトをしていた時間を音楽に向き合う時間に使えますし、頂くお金もプロジェクトに共感してくれた方からの支援金なので胸を張って活動できますよね。何より私自身が、前回達成できたことで「これからどうしよう?」という不安がなくなったので、MotionGalleryに出会えて本当によかったです。

最近では、メジャーなアーティストの方からも質問も受けるようになりました。それは例えば、ライブのステージ装飾を素敵にするためだったり、本を出版したいことだったりなんですが、みんなもやればいいのに!と本当に思います。そうしてクラウドファンディングがもっと広まって当たり前のものになれば、やってみたいけど踏み出せない人も参加しやすくなると思うんです。

他にも、私がMotionGalleryを利用したことで、他のプレゼンターだった 山田尚史さんと交流が生まれて今度ライブの演奏をお願いできることになったんです。プレゼンター同士だと同じ仲間という意識があるので、つながりやすいですよね。今後は音楽以外にも、映像が作れる人・芝居ができる人などの、プレゼンター同士がコラボして作品を作ったりといった、面白い可能性もあると思います。宣伝もDIYで宣伝カーを作って町を走らせたりしてみたり、その宣伝カー作りを特典にして、プレゼンターとコレクターの新しい交流を作ることも面白いですよね。これからもクラウドファンディングで毎年プレゼンターをしたい位に、今もどんどん夢が膨らんでます。


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この記事を書いた人

MotionGallery編集部

MotionGallery編集部です。

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