『太秦ヤコペッティ』の制作スタイルを含め、宮本監督のクリエイティブへの姿勢や哲学について深く掘った記事となっており、大変見応えがあります。
クラウドファンディング連動イベントとして開催された、原宿VACANTでのトーク・イベント“映画『SAVE THE CLUB NOON』presents「これからの音楽へ」 クラブ・ペディア 東京Ver.”に関してもレポート頂いております。
Vol. 11関西アンダーグラウンドから進化×深化するエンターテイメントの現在
宮本杜朗監督 『太秦ヤコペッティ』『SAVE THE CLUB NOON これからの音楽へ』
http://creatorspark.info/?p=15676
「SAVE THE NOON」に集まるお客さんのハッピーな様子を映したい、というのがクラウドファンディングのサイトの監督の言葉にありましたね。
実際にそこで楽しんでいるお客さんがいるわけやから。楽しんでるお客さんは撮りたいなと思いましたね。法とクラブの関係者とかだけじゃないっていうことを。そこで楽しんでいる人たちのことをどう思っているんやろ?と。羽目を外したいっていうのもすごいあるし、そういうのを含めてお客さんを撮りたいっていうか。
この映画はいい意味で広く浅いんですよ。少なくとも風営法を深く掘り下げるような映画ではないです。これは一年前のイベントやし、風営法という問題が持ち上がってきて、それほど時間が経っていないときのイベントで。ミュージシャンの方々も、すごく熱っぽく話してくれました。そういう意味では絶妙なタイミングで撮ることができたんかもしれません。なぜこういった摘発が今のタイミングで行なわれているのか、っていう素朴な疑問に対しては今も僕はわかってません。いろんな憶測はありますが、実はもしかしたら警察も分かってへんのちゃうかな、と思ってます。
(出展:クリエーターズパーク)