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中間的就労の場をクラウドファンディングで実現!

「働くことをあきらめかけている人」の中間的就労の場づくり事業

これまでに就労支援団体から依頼され、うつ病、発達障がい、不登校、引きこもり、ニートなどの方にトレーニングをさせていただく機会がありました。共通点は、就労に進む上で、行動の基盤を支える「自己肯定感」を上げる機会がほしいということでした。

FUNDED

このプロジェクトは、2014年3月15日00:00に終了しました。

コレクター
2
現在までに集まった金額
10,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、2014年3月15日00:00に終了しました。

Presenter
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あいちコミュニティ財団は、愛知県初の市民コミュニティ財団です。県内の地域課題を「見える化」し、その解決に挑む市民公益活動団体(NPO)へ“志金”を融通することで、安心できる地域の未来づくりに取り組んでいます。

このプロジェクトについて

これまでに就労支援団体から依頼され、うつ病、発達障がい、不登校、引きこもり、ニートなどの方にトレーニングをさせていただく機会がありました。共通点は、就労に進む上で、行動の基盤を支える「自己肯定感」を上げる機会がほしいということでした。

「働きたくない」から「働きたい」へ

~自信を取り戻して自立への一歩へ~
これまでに就労支援団体から依頼され、うつ病、発達障がい、不登校、引きこもり、ニートなどの方にトレーニングをさせていただく機会がありました。共通点は、就労に進む上で、行動の基盤を支える「自己肯定感」を上げる機会がほしいということでした。

「働くことをあきらめかけている人」が継続的に社会に関わっていくためには、失敗しても否定されない安心できる環境で小さな成功体験を積み重ね、役割を実感する「場」が必要です。成功体験が少ない状態のまま、いきなり就職だけを目的とする活動では、その抑圧に心が折れてしまう可能性があるからです。そのために必要なプロセスは、制度や属性の枠を超え、段階的で着実に就労へのステップを歩むための「中間的就労の場づくり」だと考えます。

本事業では、以下の3つを目指します。

(1) 自己肯定感を育む
不登校、引きこもり、うつ病などの経験をもち、発達精神、身体障がいなどの当事者でもある「痛みを共感できる」コミュニケーション技術の専門家チームが、経験と心理学的見地から心のメカニズムを解説し、自己肯定感を丁寧に育むメンタルトレーニングをします。

(2) 働く感覚を育む
「働きたくない」を「働きたい」に変化させるため、イベント事業を通じて、自らの働く目的を明確にし、小さな成功体験を重ねます。

(3) 自分なりの役割で社会に関わる
次に状況に合わせて「支えられる」だけでなく、「支えること」もできる段階に進みます。次年度の同事業において自分の強みを生かして対価を得たり、連携団体において職業体験の場を得たりします。

私たちは自らが精神、発達、身体に問題を抱えている当事者だからこそ、同じ状況の方たちに共感しながらも、支援に依存しすぎない自立を促す支援ネットワークの構築を目指しています。制度の狭間にいる人を支援する「愛知モデル」として、教育機関や支援団体とともに地域の特性を生かして、プログラムを成長させていく予定です。当事業だけで社会を変化させることは難しくとも、個々が自己のとらえ方を変え、社会との関係性を取り戻すことで、「働くことをあきらめない人」を一人でも増やしていくことを目指します。

代表者の志:このプロジェクトに挑む理由

肥後道子さん
〜当事者だからできることを〜
働くことに困難を抱えている人たちの中には、動き出す時に必要な力を出せず、つまずいてしまう人がいます。力が出せない理由は、自分を否定してしまう気持ちの面や体力面、金銭面などさまざまです。

私は中学の時に不登校になり、定時制高校に通いながら働き始めました。その後、他の人のようにできない自分を否定したことでうつ病になり、体力的な問題よりも仕事環境が原因で自律神経失調症になりました。最後は休みがちになり、経済的な不安を募らせ、パニック障がいと診断されました。今年、不登校から25年経って、私は発達障がいと二次障がいで双極性障がいと診断され、障がい者手帳を交付されました。以前の私は、特性(障がいの症状)で浮き沈みが激しく、沈んでいる時の自分を受け入れることも認めることもできませんでした。そんな時、「そのアンバランスがあなたのバランスだよね」と、ありのままの私を心から認めてもらったことがきっかけで、「このアンバランスな自分こそ自分だ」と、自分を受け入れたいと思い始めました。今、私は障がいや経験を「ハンデ」ではなく「違い」としてとらえ、「当事者である私だからこそできることを価値にしたい」と思い、お仕事をさせていただいています。同じように悩み進めなかった人たちにも活かせるよう、講師としてお伝えしています。

過去は変えられないけれど、誰かに支えられた経験があるからこそ、誰かを支えられる「支援の循環」の社会を創りたいと考えています。障がいや環境などのせいで生きることに絶望するのではなく、それがあったからこそ得られた経験によって自分にできることや役割がある。そして、それがいつか誰かに必要とされる。そんなふうに自分をとらえ、受け入れ、障がいのあるなしにかかわらず、誰もが人生に希望が持てる社会をつくる「はじめの一歩」として、このプロジェクトに挑みます。

応援者の志:このプロジェクトを応援する理由

村上結実さん
〜私も当事者の家族だから〜
大学の助手として働いていた頃、周囲や学校にも理解されず、大学へ行きたくてもいけないまま、卒業できずに去ってしまった学生たちに出会いました。学生時代から交際していた今の夫も、精神障がいによるつまずきを抱えています。そんな夫と結婚をする時も、家族や周囲の理解を得るのに時間がかかりました。今の社会は、精神障がいを患っている人にとってまだまだ働きにくい、生きづらい環境です。自分の人生を否定的に見ている人もいるかもしれません。それは精神障がい者だけでなく、身体障がい者も同じです。いまだに障がい者の支援は“特別な人”がするものと見られがちで、支援“される”側も特別な存在とされています。

今の職場に転職して間もない頃、日本ダイバーシティ推進協会さんに出会いました。当事者であり、支援者である代表の二人だからこそ気づく視点や人柄に共感し、今はボランティアとして広報物のデザインなどのお手伝いをさせてもらっています。

ダイバーシティさんが取り組まれる今回のプロジェクトによって、障がい者の枠組みの中だけではなく、さまざまな人に関わってもらえる機会をつくることで、福祉の分野にどのような影響を与えるかを期待しています。障がいがあることが特別視されるのではなく、ひとつの個性(特性)として当たり前の存在になる。そんな状況をつくってほしいと思います。

私自身、いつ障がいの当事者になるかわかりません。そして、すでに精神障がい者の家族としての当事者です。でも、家族としての当事者になったこと、今の夫と結婚したことを後悔はしていません。夫自身が自分の人生を後悔することなく、「生きていてよかった」と思える柔軟な働き方ができる社会になればと思っています。

今後、障がいを持った方たちが働きやすい、生きやすい社会がさらに必要になってきます。そんな社会の実現のために、多様な生き方を提案するダイバーシティさんに期待し、応援しています。

資金使途

□プログラム開催費の一部
働くことをあきらめかけている人が「働きたくない」から「働きたい」に変わるためには、就労に向けて段階的にステップを踏む必要があります。自信を取り戻し、自立への一歩を目指すプログラムを実施するための講師謝金、交通費、会議室利用料などの費用の一部にしたいと考えています。

□人件費の一部
今回の事業を実施する際、事務やプログラム運営などを担うスタッフが必要になります。そのため、非常勤事務局スタッフの人件費の一部にしたいと考えています。

□広告宣伝費の一部
働くことをあきらめている人にプログラムの情報を発信し、参加につなげることが大切です。Webサイトやパンフレット、ダイレクトメールなど、広く広報することで、ひとりでも多くの就労困難者の参加を目指します。そのために必要な広告宣伝費の一部にしたいと考えています。□教材作成費の一部 モニター方式で漢字カード教材を普及していくためには、貸し出すための教材が欠かせません。しかし、貸し出しするための教材の数が足りていないので、教材を購入・製本するために必要な費用の一部にしたいと考えています。

特典

特典(1)…1,000円:Webサイトに氏名を掲載(氏名公開不可のご連絡をいただいた方以外)+プログラム参加者からのお礼状
特典(2)…5,000円:特典(1)+オリジナル缶バッジ
特典(3)…10,000円:特典(2)+オリジナル一筆箋

オリジナルグッズロゴ

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    • オリジナル一筆箋
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