新型コロナウイルス感染症被害対策：
舞台芸術を未来に繋ぐ基金＝Mirai Performing Arts Fund

「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」コレクターの皆様

未来の会議、活動休止について

「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」から「一般社団法人未来の会議」に場を移して約1年半が経ちました。焦らずゆっくりと場を広げていこうと3つの柱を立てて運営をしてきましたが、その間にコロナはあまり収束する気配がなく、舞台芸術を取り巻く環境は相変わらず不安定な状態が続いています。
しかしそんな中でも今年のゴールデンウィークにおいて社会全体の動きが少し活発になったように感じたのは明るい兆しなのかも知れません。

さて、そんな中、この度一般社団法人未来の会議は無期限の活動休止に入る事を決めました。もっとも大きな理由は、運営資金を確保する事が厳しくなってきたことです。
多くを寄付金に頼り、不足分を理事の持ち出しで運営してきましたが、現状の運営方法では限界があると痛感いたしました。激しく変化する舞台芸術を取り巻く情勢の中で、寄付に頼りすぎず自立できる方法を模索し、その目処がたったときに改めて活動を再開したいと思います。

これまで様々な形でご協力いただいた皆様にまずは感謝いたします。
寄付の形で金銭面でお力添えいただいた皆様、時間を投資して運営にご協力くださった皆様、アイデアをご提供くださる形でバックアップしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして基金時代から応援してくださった皆様におかれましては、「長く続けられる自助の仕組みを作る」とした約束を果たせないまま活動休止となること、お詫び申し上げます。
ただ、活動終了ということではありませんので、活動再開の際にまたお力添えいただけると幸いです。

基金時代も含めた約2年間、この活動を通してたくさんの出会いと気付きをいただきました。これらは財産として未来の会議に蓄積されていますし、今後も残っていくと思います。
活動休止中も公式サイトやMirai CHANNELはそのままですので、お時間があるときにはアーカイブに触れていただけると嬉しいです。

最後に未来の会議を代表して、これまでご支援／ご協力いただいた皆様に再度感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして、新たな姿で皆様に再会できる日を心待ちにしています。

2022年5月末日

一般社団法人未来の会議
代表理事・宋元燮、杉本宏