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現場の声から学ぶカードゲーム「ローカルメディアコンパス」をクラウドファンディングで実現!

情報の海を渡るためのガイドとして、
現場の声から学ぶカードゲーム「ローカルメディアコンパス」を作りたい

私たちは多様な発信であふれかえる「情報の海」を渡るためのガイドとして、メディア関係者の知見や経験談を集めたカードゲーム型の「ローカルメディアコンパス」を作成しています。制作資金を集め、情報発信の羅針盤を世に送り出したい!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,000,000円を達成し、2019年12月20日23:59に終了しました。

コレクター
174
現在までに集まった金額
1,678,000
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,000,000円を達成し、2019年12月20日23:59に終了しました。

Presenter
森ノオトローカルメディア事業部 プロフィールを表示

プロジェクトをブログやサイトで紹介

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森ノオトは横浜市青葉区を拠点に、ローカルメディアの運営を通して持続可能なまちづくり事業をおこなっているNPO法人です。 ローカルメディア事業部では、「情報発信は地域をよくするためにおこなう」という信念のもと、情報の海に溺れそうな現代社会において、その源泉をコツコツと浄化し、足元から地域市民の力が発動できるような、市民ライターの育成や市民団体の広報支援、情報発信者のコミュニティづくりをしています。

このプロジェクトについて

私たちは多様な発信であふれかえる「情報の海」を渡るためのガイドとして、メディア関係者の知見や経験談を集めたカードゲーム型の「ローカルメディアコンパス」を作成しています。制作資金を集め、情報発信の羅針盤を世に送り出したい!

気軽に情報発信を学ぶツールを作りたい

企画者の一人、船本由佳と申します。
プロジェクトの起案者であるNPO法人森ノオトでライターとして活動しています。

インターネットが発展し、誰もがその気になれば情報発信できる、まさに「みんながメディア」時代が到来しています。
そんな中、情報発信することを「怖い」と感じ臆する人も、「怖くない」と感じどんどん発信していく人もいると思います。
情報を発信することについて気軽に話し合えたり、留意点について学べたりできたらいいのに。
そんな思いからカード型のワークショップツールを作ることにしました。

<ストレッチゴールで、ワークショップツールのウェブサイトを作成します!>

おかげさまで、12月11日で目標金額の1,000,000円を達成しました。

この「ローカルメディアコンパス」カードを受け取った方が、それぞれの場で自立的にワークショップを運営できるように、カードだけでは伝えきれないエピソードの裏側や、より詳細な使い方の説明を加えた「ローカルメディアコンパス」のウェブサイトを作成します。

そのため、目標金額を、1,400,000円に引き上げて、より充実した発信体制をつくっていきます。

終了日の12月20日まで、引き続き応援をよろしくお願いします!!

「情報の海」を渡るための「コンパス(羅針盤)」のようなカード

ワークショップカードの名前は「ローカルメディアコンパス」です。

メディア経験者から「悩み」や「迷い」「やりがい」などの現場エピソードを集めたものです。

どんなカードなのか、試作品で説明する動画を作成しましたのでご覧ください。

「失敗」「発見」から学ぼう

メディアコンパスカードは、情報発信の現場で起きたたくさんの「失敗談」や「経験談」から学ぶカードです。

1カードにつき、1エピソード。

教科書のように本にまとめるよりは、カードの形にしてみんなで読み合い、話が弾めばより印象に残ると思ったため、カード型にまとめることにしました。

ライター志望者やメディア運営者はもちろん

市民活動をしていてイベント告知等で発信が必要な方や

団体や企業の広報を担っている方

公務員や団体職員などで情報リテラシーに関心のある方

情報発信に興味のある個人や団体などに

見てもらえたら嬉しいです。


情報発信に興味のある人たちで語り合う「ローカルメディアミーティングでの一コマです。メディアコンパスカードはこの話し合いの中から生まれました

情報は、昔は川、今は海


20年ほど前までは、情報は「川」のようなものだったと思います。
マスコミなどに所属する限られた人たちがその川に情報を流すことができました。
それぞれの秩序のもとにいくつかの川がありましたが、川の数は限られていて、人々は、情報を取るためにはどこかの川に行かなくてはなりませんでした。

それが今や、インターネットの発達で新しいニュースメディアや個人の書き手が次々に現れるようになりました。TwitterやFacebookなど、各種SNSなども一般化し、誰もが気軽な気持ちで情報発信ができる「泉」のようなものが持てる時代になりました。
今、泉は無限に増え続けています。また泉から流れる水(情報)は多様で、かつてのように誰かが手をかけ、一定のルールを持ったものばかりではありません。濁った水や色がついた水なども見られるようになりました。新しい泉の激増で、いつしかどこも水で溢れ、かつての川は見えにくくなり、見渡す限りの「情報の海」になってしまいました。

私たちは、今、精査された情報とそうでない曖昧な情報が混在する海にいます。

多様な発信であふれかえる「情報の海」を渡るためには、自分なりの指針を持つことが必要です。

情報発信者に自分の方向性を決めるコンパス(羅針盤)をもつきっかけにしてほしい。

正解を押し付けるものではなく、各々のメディアやSNSでの発信に際して、発信者自身が自分のコンパス(羅針盤)を持って、堂々と情報の海を渡っていけるように、考えるきっかけを与えてくれるワークショップカードにしたいと思っています。


メディアコンパスの試作品第一号です。カードと説明書は試作段階のため、内容が変更する可能性があります

ワークショップを通じて情報発信を学ぶ

このカードを作るために、メディア関係者から150を超える、現場あるあるエピソードを集めてきました。

「本名載せちゃって大丈夫?」

「何人来たら”にぎわっていた”?」

「これで病気が治ります」

「おっと?ご主人?旦那さん?」

この見出しに、皆さんは何を思うでしょうか?

メディアでの情報発信の際に、取材相手との関係の築き方、事前の確認事項、夫婦関係をどう表現するか……さまざまな課題に直面します。

たくさんの経験談のなかから、普遍性が高いと思われるエピソードを50にしぼりました。

ローカルメディアコンパスは、誰もが使えるカード型のエピソード集です。

1枚1枚デザインされた50枚のカードと、取扱説明書が、箱に入っています。

グループで、カードを読み合うだけでも、「こんな状況に直面したら、私はどう行動したらいいのか?」と、自分と仲間の行動基準について考え、語り合うきっかけになるでしょう。


試作段階のタイトルには、KANAGAWA MEDIA COMPASSと書いてありますが、このローカルメディアコンパスの内容は日本全国に波及するのにふさわしいものだと思っています。今後の発表段階ではKANAGAWAを外し、神奈川発を大切にしながらも普遍性のあるものとして全国で同じような志を持つ人にローカルメディアコンパスを届けたいと思っています。

また、メディア経験度によって、3通りのワークショップマニュアルを用意しています、

(1) ローカルメディアの醍醐味! ライター初心者編

(2) 取材の現場で起こること! 取材スキル編 / 取材リスク編

(3) メディアの行動指針作成編

(1)は、これから情報発信をしようという方や市民ライター向けに、ローカルで取材活動をすることの意義や楽しさを伝えることが目的です。
取材や執筆に前向きになること、そして情報発信の奥深さや注意点がわかるという初心者編です。

(2)は、取材や発信の現場の「あるある」話や失敗談を1つ1つ見ていきながら、自分ならどう判断するかを話し合い、チームで合意形成する内容です。ライターや編集者だけでなく、団体の広報や発信を担う方、発表資料を書く方、地域活動をする人や企業広報や団体職員、公務員など、情報リテラシーを求められる方が対象です。

(3)は、メディア運営の初級編。メディアを運営する上で仲間と共有しておいたほうが良いいくつかの項目を挙げ、各団体独自の行動指針の作成への導入にしてもらいます。

「ローカルメディアコンパス」は「情報発信とはかくあるべき」と提唱するのではありません。メディアごとに、あるいは発信者自身が、「このように情報発信したい」と考えていただくための、きっかけづくりをするツールです。

自分で考え、自分の行動指針を決め、自分で主体性をもって発信する。

「メディアリテラシー」(情報を主体的に読み解き、行動する)を育むための教育ツールになるといいなと思っています。

私たちについて

プロジェクト起案者のNPO法人森ノオトは、横浜市を拠点にローカルメディアを運営しています。NPOの代表・北原まどか編集長が2009年にエコロジーを発信するメディアとして「森ノオト」を創刊、以来、約100人の市民ライターを育成し、現在は41人の主に子育て世代の女性たちがライターとして地域を取材し、活躍しています。

私、船本由佳は、出産を機にマスコミを退職し、ローカルメディアのライターとして、また、まちづくりの主体者として、横浜で活動をしています。


船本は1998年岡山県内のケーブルテレビ局に就職。2002年にNHK広島放送局のキャスターになり、大阪放送局、横浜放送局と移動しながら、2012年に出産するまでNHKのキャスターを11年間勤めました。この写真は社会人なりたての頃。ケーブルテレビ局時代のものです

船本がNPO法人森ノオトに合流してから、2017年度より「ローカルメディア事業」として、市民団体やNPOなどの発信力を高める「発信力UP」講座や、市民の書き手を増やすライター育成講座を実施してきました。

そして、情報発信者による学びと交流の場「ローカルメディアミーティング」の開催を通して、多くの人たちが情報発信の基準について迷いを抱いていることを知りました。

「人を傷つける表現ってなんだろう」「間違った情報を伝えないためにどこにどう確認をするのか」「取材先からクレームが来たらどうするか」「情報の出典先を明らかにさえしたら、パクリにはならないのか」「情報を一面で切り取ることの意義と危険性」……。

地域の情報発信は、研修もなくいきなり始めるケースが多く、ホームページやSNSなどの発信ツールは持っていて、伝えたいことがあっても、どのようにしたらターゲットに届くのかがわからない中で活動をしている方も少なくありません。

誰もが「メディア」になれる今、基本的な技術や良識を共有することが大切だと感じ始めました。

2018年には、英国でジャーナリズムを学び、その後横浜を拠点に芸術・文化・商業情報等を発信するフリーライターの齊藤真菜さんがこのプロジェクトに加わりました。

私たちは、新聞、テレビ、ラジオ、ウェブメディア、ラジオなど、さまざまなメディア関係者に集まってもらい、定期的にミーティングを重ね、メディアで情報発信する際のエピソードを集めるワークショップを行ってきました。

対話を促すワークショップカードの作成へ

2019年1月。私たちは海のそばの倉庫を改装したデザイン事務所で喜びの声をあげていました。
1年かけて集めてきたメディア経験者のエピソードを使ったワークショップカードの試作品が完成していました。
デザインに力を貸してくださったのは、横浜を代表するデザイン事務所NDCグラフィックスです。平成30年度横浜文化賞を受賞したデザイナーの中川憲造さんは「デザインの力でこの事業を後押ししましょう」と激励してくださいました。

この「ローカルメディアコンパス」は、横浜の偉大なるクリエティブの力と、メディア関係者の英知が結集した宝物です。
自らを「ジャーナリスト系デザイナー」とおっしゃった中川憲造さんは、今年6月に天国へ旅立たれました。中川さんの遺志を受け継ぎ、情報とデザインの力で、世界の情報の海を美しく、夢いっぱいにしていくきっかけづくりを、この「ローカルメディアコンパス」が担いたい。
横浜を代表する地域貢献企業・協進印刷さんが、その夢を形にしてくださいます。

ローカルメディアコンパスをあなたの手に!

私たちは、ローカルメディアコンパスをたくさんの人に認知してもらうことと、
ワークショップカードの形にまとめることを目指して、
クラウドファンディングに挑戦します。

目標金額は1,000,000円です。

「ローカルメディア活動で社会を良くしていきたい」という思いで、小さな団体である私たちが一歩を踏み出して3年。ヒアリング、情報収集、試作品づくり、カードワーク体験会を経て、ようやくデザインと印刷の段階にたどり着きました。

私たちの最後の一歩をあなたの手で後押ししていただけないでしょうか。

特典について

主な特典は、

  1. サイトにお名前を掲載
    お礼状とウェブサイトにお名前を掲載します。
  2. お披露目ワークショップにご招待
    1月に開催予定のお披露目会にご招待します。
  3. ローカルメディアコンパスの進呈
    ローカルメディアコンパスカードを進呈します
  4. 発信力を高めるための団体個別相談(1時間)
    団体の発信力を高めるための個別コンサルティング(1時間)
    ※横浜市内にお越しいただきます
  5. 出張ワークショップ
    団体向けのローカルメディアコンパスワークショップのファシリテーションをします!(2時間)
    ※東京・神奈川以外はは交通費別途頂戴します
  6. 団体向けの発信力UP講座またはライター養成講座(全4回)を開催!
    団体向けに個別にカスタマイズした発信力UP講座またはライター養成講座を4回開催します(各2時間×4日)※東京・神奈川以外は交通費別途頂戴します

とさせていただきました。

また、 30,000円、50,000円、100,000円で、理念応援のご寄付を受け付けます。ウェブサイトにそれぞれブロンズ・シルバー・ゴールドサポーターとしてお名前を掲載させていただきます。

想定されるリスクとチャレンジ

このプロジェクトは、2017年から2019年までに、神奈川県の基金21ボランタリー活動補助金で助成されている事業の一環である「ローカルメディアミーティング」から生まれたものです。

「ローカルメディアミーティング」ではこれまでに

「自分だけが知り得た情報(特ダネ)について」
「SNS時代の情報の掴み方」
「ローカルメディア版SDGs」
「障がい情報の発信現場から学ぶ、活動の中のダイバーシティ」
「防災と情報」
「ファクトチェック」
「被写体の権利」
「個人がメディアになる時代」

など、各分野で活躍する方をゲストに招き、参加者全員で話し合うというスタイルで学びを深めて来ました。
各部門の専門家と一般参加者とで、議論を重ねるなかで生まれたのが、この「ローカルメディアコンパス」のプロジェクトです。

助成期限は2020年2月まで。しかしながら、この「情報発信の経験値を集める」活動自体には収益性がなく、実質的に資金を持ち出す形で行ってきました。

メディア経験者の魂が込められたエピソードの数々が、横浜が世界に誇るクリエイティブの力を得て、素晴らしいデザインのカードとして世に生み出される準備が整っています。
それを印刷物という「形」にするためには、一人でも多くの方のご支援が必要です。
どうぞ、私たちのチャレンジを応援してください!

ぜひ一緒に、情報の海に漕ぎ出よう!


写真のキャプション
試作品第二弾を囲んでのワークショップ体験会。森ノオト編集会議にて

情報の取捨選択能力は、社会を渡る基礎知識として、もはや欠かせないものです。

目の前に広がっている情報の海の中には
不確かな情報や間違った情報もたくさんあります。
そんな海を改善していくには、
まず自分から不確かな情報や間違った情報を流さないようにするのが大切ですよね
また、どの情報を信じたらいいのか、判断できるための指針(コンパス)を持つことも必要です。

そして、せっかく誰もが情報発信できる社会になったのですから、誰もが楽しく安心して発信し、必要な情報が必要な人に届くようになるといいですよね
このカードを世に送り出すことで、みなさんが安心して情報発信ができるように
みなさんの指針作りに役立ててもらうために、どうかあなたの力をお貸しください。

神奈川発の小さな小さな活動が、日本全国で必要とされている方に、届きますように。
日本全国で、ローカルメディアコンパスを使ったワークショップがおこなわれ、各地で「地域をよくするための情報発信」が盛んにおこなわれ、その地域に住む人が誇りをもって、地域の未来を担っていく。そんな、ワクワクするような化学反応を起こしていきたいです!

皆さまの応援をいただけると嬉しいです!

リターンを選ぶ

  • 3000

    寄付で応援!(3000円)

    • サイトにお名前掲載
    • 2020年02月 にお届け予定です。
    • 38人が応援しています。
  • 5000

    寄付で応援!

    • サイトにお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • 2020年03月 にお届け予定です。
    • 33人が応援しています。
  • 残り10枚

    10000

    ローカルメディアコンパスの先行予約

    • サイトにお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 2020年03月 にお届け予定です。
    • 90人が応援しています。
  • SOLDOUT

    30000

    発信力UP個別相談コース

    • サイトにお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 発信力を高めるための団体個別相談(1時間)
    • 2020年03月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 残り46枚

    30000

    寄付で応援!(30,000円)

    • サイトにブロンズサポーターとしてお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 2020年03月 にお届け予定です。
    • 4人が応援しています。
  • 残り3枚

    50000

    ローカルメディアコンパス出張ワークショップ

    • サイトにお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 団体向けのローカルメディアコンパスワークショップのファシリテーションをします!
    • 2020年06月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 残り48枚

    50000

    寄付で応援!(50,000円)

    • サイトにシルバーサポーターとしてお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 2020年03月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
  • 残り50枚

    100000

    寄付で応援!(100,000円)

    • サイトにゴールドサポーターとしてお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 2020年03月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り2枚

    250000

    団体向けにカスタマイズしたライター養成講座または発信力UP講座(全4回)を行います!

    • サイトにお名前掲載
    • お披露目ワークショップに招待
    • ローカルメディアコンパスの進呈
    • 団体向けの発信力UP講座またはライター養成講座(全4回)を開催!
    • 2020年12月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。