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中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外して再生をクラウドファンディングで実現!

中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外して再生。
美術館への寄贈や泊まれるカプセルに。

解体が予定される中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外し再生。美術館への寄贈や、宿泊施設などで「泊まれるカプセル」として再活用します。改修は株式会社黒川紀章建築都市設計事務所の協力により、理想的な姿へと再生します。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,000,000円を達成し、2021年8月31日23:59に終了しました。

コレクター
583
現在までに集まった金額
7,696,540
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,000,000円を達成し、2021年8月31日23:59に終了しました。

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中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトは、この歴史的建築物を、後世に末永く引き継いでいくことを目的とし、そのために下記3つをおこなっていきます。 1. 建物を使い続けるために、カプセルのオーナー、管理組合に対し、適切な修繕活動を促進していきます。 2. カプセルの価値を高めるために、新たな使い方を提案します。 3. 建物の認知を高めるために、広報活動に力を注ぎます。

このプロジェクトについて

解体が予定される中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外し再生。美術館への寄贈や、宿泊施設などで「泊まれるカプセル」として再活用します。改修は株式会社黒川紀章建築都市設計事務所の協力により、理想的な姿へと再生します。

<保存再生活動の現在までの経過>

1972年に竣工した中銀カプセルタワービルはメタボリズム思想の建物として国内外問わず人気が高く、見学者が絶えません。数十年間にわたり建て替えかカプセルの交換かの議論が繰り返されてきましたが、2021年3月に管理組合で敷地売却が決議され、現在住人の退去と区分所有のカプセル売却が進んでいます。

プロジェクトでは数年前から国内外のファンドやデベロッパーと打ち合わせをおこない、建物を一棟丸ごと購入いただき、カプセルを交換し保存するよう交渉を続けてきました。しかし2020年からのコロナの影響により話し合いはすべて中断してしまいました。約35年間大規模修繕がおこなわれず、安全性の問題が無視できない状況を管理組合やオーナーと話し合いをおこない敷地売却決議に合意しました。

中銀カプセルタワービルがこのまま解体されてしまうと、メタボリズム思想の代表的建物が失われてしまいます。少しでも後世にこの思想を継承できるように、買受企業と協議をおこない、複数カプセル(最大139カプセル)の取得に合意をいただきました。カプセルタワー解体時にはそのカプセルを取り外し、株式会社黒川紀章建築都市設計事務所の協力により再生します。

<再生カプセルの展開①美術館等への寄贈>

再生したカプセルの一部は希望される美術館や博物館に寄贈します。竣工当時のモデルルームカプセルが、現在黒川紀章氏が設計した埼玉県立近代美術館に展示されています。パリのポンピドゥーセンターをはじめ、国内外の美術館からカプセル譲渡の依頼がありましたが、予備があるわけではなくお断りしてきました。取り外されたカプセルが再生され、国内外の美術館や博物館での展示によりメタボリズムの思想を伝えていく。それが私たち中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトの責務と考えています。

埼玉県立近代美術館に展示されるカプセル(『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』より)

<再生カプセルの展開②宿泊カプセルの全国展開>

プロジェクトでは2018年から、1か月間のお試し宿泊ができる「マンスリーカプセル」を運営してきました。約2年半で延べ200人以上の方にご利用いただき、カプセルファンを増やしてきました。この宿泊しなければわからないカプセルの魅力を伝えるために、「泊まれるカプセル」を全国で展開します。現在商業施設や宿泊施設を中心に複数企業と打ち合わせを行っていますが、さらなる協業先も開拓していきます。

「泊まれるカプセル」マンスリーカプセルの住人

<書籍『中銀カプセルタワーの記録(仮)』の出版>

現在の建物を記録する書籍『中銀カプセルタワーの記録(仮)』の制作に取り掛かっています。すでにオーナーや住人にご協力いただき、140カプセル中50以上のカプセルの撮影を終了しています。各カプセルの実測調査も必要と考え、複数大学の建築系研究室の協力により、すでに20数カプセルを終えています。2022年2月の発売を目標に株式会社草思社から出版予定です。

実測調査風景と実測図

<資金の使用目的とリターン>

ご支援いただいた資金は、美術館などの公共施設に寄贈するカプセルの改修費(輸送、アスベスト除去、内装修復費等)の一部に充当します。リターンは改修後の「カプセル宿泊利用」(当初は首都圏を予定)や2022年出版する書籍『中銀カプセルタワービルの記録(仮)』等を用意します。

【書籍】
『中銀カプセルタワービルの記録(仮)』※発送は国内のみとさせていただきます。

【書籍の巻末にお名前をクレジット】
書籍の巻末にご芳名(本名に限らず、ハンドルネームなどの任意の名称・団体名なども可。日本語全角20文字、アルファベット半角40文字まで)をクレジットさせていただきます。お申し込みの際に備考欄にご記入ください。後からの変更はお受けできませんのでご了承ください。※書籍の発送は国内のみとさせていただきます。

【泊まれる!マンスリーカプセル】
再生したカプセルに最大1か月間滞在。カプセルライフを満喫していただきます。当初の設置場所は首都圏を予定しています。宿泊できるのはカプセルが取り外しされてから6か月後以降になります。(2023年1月以降を予定)万が一建物の解体が中止されたり、2023年1月時点で設置場所が決まらず宿泊の見通しが立たない場合は全額返金させていただきます。

【寄贈するカプセルにお名前をクレジットしたボードを掲示】
美術館や公共施設に寄贈するカプセルにお名前を記入したボードを掲示させていただきます。いずれか1カプセルとなります。

<想定されるリスクとチャレンジ>

カプセルの再生と「泊まれる!マンスリーカプセル」の宿泊は、建物の解体時期により遅れる可能性があります。書籍は取材、撮影、編集などの諸事情により出版時期が遅れる可能性があります。変更がありましたら、ご支援いただいた皆様には逐次報告させていただきます。

<中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトについて>

保存再生プロジェクトは2014年に保存派オーナーと住人を中心に結成されました。2015年11月に『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』(青月社)、2020年12月には『中銀カプセルスタイル:20人の物語で見る誰も知らないカプセルタワー』(草思社)を出版しました。カプセルが交換されなかったためにリノベーションがブームになり、和室やアンティークな内装に改修されてきました。カプセルの使用目的も当初想定されたオフィス(ビジネスカプセル)だけではなく、住居や趣味のためのセカンドハウスなど、カプセルの多様性が注目を集め、入居希望者が増加してきました。黒川紀章氏が「個人の空間」として使用されることを想定したカプセルが、「都心の長屋」のようなコミュニティーを形成するようになりました。そんなコミュニティーの再構築に今後も取り組んでいきたいと思います。

2020年にクラウドファンディングで資金を調達して出版した『中銀カプセルスタイル』

公式ウェブサイト:https://www.nakagincapsuletower.com/
Facebook:https://www.facebook.com/NakaginCapsuleTower
instagram:https://www.instagram.com/nakagin_capsule_tower/
Twitter:https://twitter.com/nakagincapsule

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  • 5000

    書籍

    • 書籍『中銀カプセルタワービルの記録(仮)』
    • 2022年02月 にお届け予定です。
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    書籍+巻末にお名前クレジット

    • 書籍『中銀カプセルタワービルの記録(仮)』
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    寄贈するカプセルにお名前をクレジットしたボードを掲示

    • 寄贈するカプセルにお名前をクレジットしたボードを掲示
    • 書籍『中銀カプセルタワービルの記録(仮)』
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    • 2023年01月 にお届け予定です。
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    泊まれる!マンスリーカプセル

    • 泊まれる!マンスリーカプセル
    • 2023年01月 にお届け予定です。
    • 20人が応援しています。